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2023.01.23 カテゴリー|新型コロナ
湿潤療法の開発者である夏井睦先生がコロナ騒動についてめちゃくちゃわかりやすくまとめてくれたので紹介いたします。
http://www.wound-treatment.jp/#0122-2-3
① 2019年末の中国では肥満などの合併症に加え、「隣のビルも霞んで見える」ほどの大気汚染が加わって、バタバタと死んでいった。このため、感染症の専門家は「死亡率の高い恐怖の感染症」と考えた。
② 日本を含め、東南アジア諸国ではコロナは風土病だったため、自然免疫などにより感染者は欧米より少なかった。
③ 一方、コロナが風土病でない欧米では「未知の感染症」であり、感染者が急増した。肥満などの合併症での死亡例も多かった。
④ このような欧米の状況を受けて、「2類相当感染症」に指定された。それを根拠に(?)、日本では緊急事態宣言が出されたが、2020年4月の感染状況は今から見るとそれは「緊急事態」ではなく、せいぜいさざなみ程度の小流行に過ぎなかった。
⑤ その後、コロナウイルスは変異を重ねて「感染力は高いが毒性は低い」ものに変化。変異株が出現するたびに感染者は世界中で増加したが、「死ぬのは持病持ちの高齢者」が中心となり、死亡率は減少していった。
⑥ それを受けて、2022年後半、欧米では「コロナは風土病」と見方を変え、特別な感染対策は取らなくなった。
⑦ 一方、日本の感染症専門家は「また強毒化するかもしれない」の一点張りで5類への見直しに頑強に抵抗。
これがほぼ正解だと思います。
世界中で日本だけいまだにコロナ騒動が終わらない理由は、上記⑦に加えて、総理大臣に決断力がないこと、莫大なコロナ利権を作ってしまったため医師会や専門家たちが反対していること、全体主義に親和性が高い国民性であること、国民が全体主義に染まりやすいように教育されていることなどが上げられると思います。
「コロナは風土病」てのは「コロナはただの風邪」てことですからね。ただの風邪に国中でビビり倒して、入学式も卒業式も成人式もマスクしたままやってるなんて、海外から見たら滑稽でしかないよ。みっともねえよ。
2023.01.19 カテゴリー|新型コロナ
〈独自〉新型コロナ、4月から「5類」に緩和へ 政府が20日決定
https://www.sankei.com/article/20230118-IH3MO67C2RLDHMKBESFTVTY23M/
政府が、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを4月1日から原則、季節性インフルエンザと同等の「5類」に緩和する方針を固めた。感染状況を見極め、岸田文雄首相と関係閣僚が20日に協議して決定する。複数の政府関係者が18日、明らかにした。分類の変更にあわせて、屋内でのマスク着用については、症状のある人らを除き原則、不要とする方針だ。
5類変更やマスク着用について検討ばかりしていて、先送りしていた岸田総理がようやく決断したようです。
もともとマスクは任意なんだから、政府が「屋内でも不要」とか発表すること自体ナンセンスなんだけど、任意と強制の違いもわからないごじゃっぺばっかりだから仕方ないよね。
でもね新型コロナウイルスが消えたわけでも沈静化したわけでもないのだから、屋内でも不要になる理由を「マスクに感染予防効果がないから」とちゃんと説明しないとマスク脳の人は納得しないだろね。
日本は3年以上も新型コロナウイルスの感染対策をいろいろやってきたわけですが、明らかに有効性が認められた感染対策て、ひとつでもありました?
経済をぶっ壊して、子供たちから思い出と健康を奪って、出生数を減らして、日本の国力を大幅に弱めただけじゃね。
ゴールを決めずに始まった日本のコロナ対策は、なんの成果も得られないまま、世界中がやめて、中国様までやめたので、4月1日になし崩し的に終わることになります。
完全な失敗ですが、誰も責任を取らないでしょう。
そのつけは増税という形で現役世代と子供たちがこれから何十年も払っていくのです。
なんで、いままでずっと検討ばかりしていた岸田総理が急に5類変更やマスク不要を決断したかとゆうと、おそらく1月14日に訪米した際にバイデン大統領に怒られたからじゃね。
「いづまでもびびってんじゃねえよ!このデレスケが!」てね。
2023.01.13 カテゴリー|トリガーポイント注射
股関節唇損傷・大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)という病態があるそうです。
一般の方に説明するのがなかなか難しいのですが、「股関節の周りの骨が生まれつき少し出っ張っていて、その骨が運動をしたときに関節に当たって痛みを出す。」みたいな病態です。
私が勤務医の頃はこんな病態はありませんでした。ここ数年、股関節鏡の発達とともに急に登場した病態です。
股関節鏡を使って出っ張っている骨を削れば8割くらいの人の痛みが取れるそうです。
でも手術しなくても、投薬やリハビリで8割の人は痛みがなくなるそうです。
あれれー?おっかしいぞー?
骨の形態的異常が原因の痛みなら、手術でその形態異常を治さなければ痛みが取れないはずですよね。
手術をしなくても治るなら、そもそもその形態異常は痛みと関係なかったんじゃないですか。
投薬とリハビリで8割治るなら、トリガーポイント注射もすれば99%治るんじゃないかな。
慢性の筋肉痛についての知識がないから、必死になって画像診断上の異常を見つけて無理矢理病名つけちゃうんだよね。
変な病名をつけている暇があったら筋筋膜性疼痛症候群の勉強をしたらいいのにね。
2023.01.06 カテゴリー|新型コロナ
メディアやSNSでコロナワクチン接種を激押ししていた医師の一人である村中璃子さんが、先日、自分自身のコロナワクチンの4回目接種をやめるという発表をしました。4回目をやめた理由は「3回射ったし、一回コロナに感染したからそれが4回目みたいなもんだし、医療関係者もあんまり射ってないし、まだ効果不明だし・・・」らしいです。
一般の方が、上記の理由で4回目をやめたのなら「4回目を打つ前に気がついて良かったね。」と素直に喜びますが、村中さんの場合はそうは行きません。村中さんは以前、私たちのようなコロナワクチン慎重派を「反ワクチンはゴキブリ」と侮辱していたのです。
反ワクチンはゴキブリとまで言っていたのだから、4回でも5回でも命のある限り打ち続ける責任があると思います。 村中さんを信じて5回も打った人がたくさんいるのに自分だけ逃げるなんて卑怯すぎますよ。
2023.01.06 カテゴリー|トリガーポイント注射
東京に住んでいるゴルフ仲間が親指の付け根が痛くなって近くの整形外科に行ったら、触診なしでレントゲンを6枚くらい撮ってアクリル板のむこう側から「CM関節がズレてます。」と言われて痛み止めだけ出されたそうです。注射を希望したけど「出来ません。」て断られたってさ。
全然良くならないので当院を受診しました。触診したらCM関節には圧痛も腫脹もなくて、母指球に圧痛を伴うしこりをみつけたので、母指球にできたトリガーポイントが痛みの原因だと診断しました。トリガーポイント注射したらすぐに痛みが消えたようです。
アクリル板越しに話だけ聞いて画像診断して薬を出すだけだったら、AIで良くね。多額の税金を投入して 6年もかけて医者を育成するよりAIを導入した方が断然コスパがいいよね。
触診してトリガーポイントをみつけて的確にトリガーポイント注射が打てるAIロボットが開発されたら俺も失業しちゃうけど、トリガーポイント注射は1回800円しかとれないから、コスパが悪すぎて誰もそんなAIロボットを作らないでしょ。なので私だけはしばらく安泰です。
2023.01.06 カテゴリー|トリガーポイント注射, 湿潤療法
湿潤療法の夏井先生の名言を勝手に転載
「医者はウソつき」は正しいです。勉強熱心な素人は熱傷専門医より正しい最先端の知識を持っています。だって、自分(あるいは子どもや親兄弟)の体がかかっていますから。一方、医者は勉強しなくても食っていけます。十年一日の如き治療をしていてもそれに疑問を持たない患者は来てくれますから。 でも、素人に「先生はこんなこともご存知ないのですか?」と言われると「素人風情が何をいうか!」と激怒し、喚き散らします。そして「そんな治療はインチキだ」と嘘を付きます。知らないと言えないからです。だから「知らない」といわずに「インチキだ」というわけですね。
夏井先生はご自身の専門である熱傷治療について書いていますが、他の疾病についても同じことが言えると思います。
例えば腰痛について、ほとんどの整形外科医は教科書やガイドラインに書いてある通りの診断と治療をします。しかし、教科書やガイドラインに筋筋膜性疼痛症候群については書いていないので、画像所見に異常が無い腰痛や画像所見とは無関係な腰痛の原因がわかりません。わからないからとりあえず痛み止めだけ出す。「良くならないからトリガーポイント注射をしてくれ」と患者さんから言われても、やり方がわからないから出来ない。でも出来ないとは言えないから、「素人風情が何をいうか!」と激怒し、喚き散らします。そして「そんな治療はインチキだ」と嘘を付きます。出来ないと言えないからです。だから「出来ない」といわずに「インチキだ」というわけですね。