2024.05.27 カテゴリー|その他, 医療に関する迷信
前回のブログと同じ内容にツイートに対して、滋賀の松本先生が以下のように返信をくれました。
松本道明@michiaki_m
その一方でレントゲン、MRIをとってもらわないと「ちゃんとみてもらってない」と思い込んでおられる方もかなりおられますよね😅
シップもトリガーポイントにうまく貼ると筋痛症対策にはなりますよね😉
そしたら先日、正真正銘の「検査しないとちゃんと診てもらってない」系患者がきました。
触診して、母指の腱鞘炎と診断して「痛み止めの内服とストレッチで良くならなかったら注射しましょう。」て説明して帰したら、あとからもう一度来て「触診だけで診断できるはずがない、ちゃんと検査してもらいたいから別の病院に紹介状を書いてほしい。」と言われました。
仕方がないので、相手が泣くくらいの正論責めをしてから紹介状を書いてあげました。
松本先生から再度返信をいただきました。
松本道明@michiaki_m
ご苦労さまです🙇♂️こういう患者さんに遭遇すると、どっと疲れる上に、むなしくなるので、最近は問診票に「検査を希望されますか?」という一文をいれてフィルターかけてます🤣口コミできてくださる患者さんの多くは「検査をするかどうかは先生におまかせ」に○をつけてくださる方です😉
なるほどです。
最近の新患さんは、私の治療方針を理解している患者さんの紹介やblogやTwitterのファンばかりだったので、油断してました。
疲れました。虚しくなりました。
ただ、当院の場合は、平日などは患者さんが問診票を書き終わる前に順番が来ちゃうので、日曜日などの超混雑時しか問診票を書いてもらってないんですよね。
松本先生も同じだと思うけど、本人が希望しても不必要な検査はしない主義なので、とにかく検査してほしい患者さんは最初から他所のクリニックに行って欲しいよ。
ちなみに、松本先生はトリガーポイント注射もしてるし、湿潤療法もしてるし、ゴルフもしてるし、AIBOも飼っているしで、非常に私と共通点の多い先生です。密かに兄貴と思って慕っているのであります。
2024.04.02 カテゴリー|医療に関する迷信
小林製薬の紅麹コレステヘルプによる健康被害が指摘されて厚労省が小林製薬の工場に立ち入り検査したりして、毎日のようにマスコミが大騒ぎしてます。
でもね、そもそもコレステロールなんて下げる必要ないんだよ。
詳しくはこちらのブログを参照ください。
コレステロールは下げる必要ない
https://nishibori-seikei.com/blog/2015/02/post-479.html
紅麹コレステヘルプからプベルル酸という物質が見つかって原因物質のように報道されていますが、NHKのニュースに出てる専門家さまは「私は毒物の専門家ですがプベルル酸という物質は、初めて聞きました。」とおっしゃってました。
じゃあ毒じゃないんじゃね。本当に紅麹のせいなのげ?
見当違いの因縁だったら誰が責任取るの?
最初に紅麹が健康被害を起こしていると指摘した教授様が責任取るの?
ちなみにこの教授さま、多くの製薬会社から毎年のように億単位の謝礼をもらっていますが、小林製薬からはもらってません。
サンデージャポンでは、小林製薬”紅麹”の健康被害問題について東京工科大学名誉教授の今井伸二郎さんが「全くこれは一種の風評被害に近いと思っている。何百年という期間、食べられていたものであって、そういった報告が一切ないという事は食べ過ぎていなければ基本起こらない」とおっしゃってます。
大学内や学会内の政争から退いた名誉教授は、公平な事実を語ってくれます。
製薬会社から億単位の金をもらっている教授が、公平な事実を語ってると信じるほうが、どうかしてると思います。
コレステロールを下げる薬と言えばスタチン系薬剤なのですが、紅麹コレステヘルプの主成分はこのスタチンとほぼ同一のものです。だからコレステロール値が下がるのです。
そのスタチンですが、いろいろと問題がある薬です。
詳しくはわがつちお先生のブログをご参照ください。
https://wagadoki.online/cholesterol/statin-poison/
特に注目すべきなのは、「高用量のスタチンを処方した場合、急性腎障害による入院率が上昇するとの報告がある」という部分です。
紅麹コレステヘルプを飲んでいた患者さんは医者からコレステロール値が高いと指摘されていたから飲んでいたのですよね。
もしかしたら、医師が処方するスタチン系薬剤とはべつに、もっとコレステロール値を下げようと思って紅麹コレステヘルプを飲んでいたのではないでしょうか?
スタチン系薬剤とほぼスタチンの紅麹コレステヘルプの併用で急性腎不全を起こした。 私はこれが真相だと思っています。
だとすると真犯人は誰でしょうか?
紅麹コレステヘルプの説明書にスタチン系薬剤との併用禁忌と書いてなかった小林製薬にも責任はありますが、本当の悪玉は製薬会社に支配された医療業界です。
スタチン系薬剤を売るために、本来は下げる必要がないコレステロールを悪玉に仕立て上げ、無意味な基準を設けて、それより数値が高い健康な人をを病人であるように思わせて、下げないと心筋梗塞になると脅し、有害無益な薬を飲ませる。
製薬会社も医者も丸儲け、その影に薬の副作用で苦しむ人がいて、高額な健康保険料を巻き上げられている現役世代がいるのです。
テレビやマスコミは広告主である製薬会社の味方です。厚労省も天下り先である製薬会社の味方です。情報はそういう目で見ないとダメです。
ちなみに小林製薬は厚労省からの天下りを一切受け付けていないそうです。
2024.03.04 カテゴリー|その他の治療について, 医療に関する迷信
ゴルフ仲間の話です。
数年前に甲状腺癌と診断され、5カ所の病院でセカンドオピニオンを受けましたが、どこの医師も検査データを見るだけで触診もしないで、PCの画面を見ながら目も合わせず「癌なので手術と放射線治療を受けたほうがいい」と言っただけだったそうです。
それで現代医療に見切りをつけて枇杷の葉療法を受けて癌は消失したそうです。
この話を聞いたときに私は医師としてどう答えるのが正解だったのでしょう。
ちなみに私の答えは「甲状腺癌は過剰診断されることが多いので、癌ではなくがんもどきだったのかもしれませんね。www」でした。
琵琶の葉療法がどのような治療でどのような効果があるかはよくわかりませんが、民間療法で治る癌は元々治療を受けなくても治る癌だったんじゃないのかな。近藤誠先生が著書「患者よ、癌と闘うな」で提唱しているがんもどきだったんじゃないかなと思います。
癌の話はあまり深掘りすると、癌治療の専門家から抗議が来て炎上するのでこのくらいでやめておきます。
今回の主題は、5カ所のセカンドオピニオン先で、誰も触診もしないで目も合わせなかった問題です。
私が医学生だったのは30年も前ですが、その頃の医学部の臨床実習のメインは診断学でした。問診、視診、触診、打診、聴診のやり方を覚えることでした。
私が医師になってから、MRIやヘリカルCT、内視鏡、血液検査など診断の補助になる技術がどんどん進化していきました。それでも診断のメインは問診、視診、触診、打診、聴診だと思っています。
問診、視診、触診もしないで検査データだけで診断するなら医師が人間である必要はなくAIの方が優秀だと思います。
2024.01.07 カテゴリー|医療に関する迷信
日本人の平均寿命が伸びた理由は医療の進歩でもワクチンや検診のおかげでもないよ。
インフラは整って安全な水と食料、温かく清潔な住まいが提供されたからだよ。
つまり政治家と土建屋さんのおかげです。
インフラが整う前の衛生環境について、ひまたく先生がツイートしてくれました。
ひまたく@keyanokoya
ワクチン詐欺 ~ 社会背景編
[19世紀から20世紀初頭の日常]☠️
❶汚水まみれの飲用水
❷飢餓と栄養不足
❸過酷な労働環境(幼児も極限労働)
❹劣悪な住環境
❺動物の死骸や人糞尿は路上廃棄
当時 平均寿命30~45歳
乳幼児の約1/4は生後1年以内に死亡
ほぼ半数が成人する前に死亡
こちらのツイートも参照にしてください。
ふー🍡🍡🍡🍡🍡@fusanet3872
アフガニスタンで銃撃で亡くなった中村哲医師の言葉
「水が汚い。下痢なんかで簡単に子どもが死んでいく。そういう状態を改善すれば、医者を100人連れてくるより水路1本作った方がいい」
医療やワクチンや検診のおかげではない。
ほとんどの医者は、平均寿命が伸びたこと理由はワクチンや検診を含めた医療の発展だと思い込んでいます
そうでないと自分たちの存在意義がなくなってしまうからです。
私のこの意見を理解できない人たちは、生まれたときから安心安全なインフラが整っていることが当たり前だと思っていて、インフラの大切さが全くわかってないんですよね。
だから「経済より命」とか「たかが電気」とか、馬鹿丸出しの発言を支持しちゃったりするんですよ。
2023.07.04 カテゴリー|その他の治療について, トリガーポイント入門, 医療に関する迷信
日本人て、安全性が確認されてないワクチンモドキに飛びついちゃうくらい薬大好きなのに、なぜか「痛み止めはなるべく飲まないほうがいい」と思ってる人が多いよね。
痛み止めは我慢してから飲んでも効かないよ。
痛くなったらすぐに飲んだ方が効くし、飲む量も少なく済みますよ。
2023.05.19 カテゴリー|医療に関する迷信, 新型コロナ
まずは、尊敬する萬田先生のツイートを紹介します。
萬田緑平@ryokuhei
癌にならず、脳卒中や心筋梗塞にならず、高齢になるまで大病せずに生きられたら、、食べられなくなり、動けなくなり、弱っていって、最後は風邪(コロナで)亡くなる。これが老衰だ。コロナやインフルなどの風邪で真に元気な人は死なない。風邪で亡くなるという事は、そこまで弱るまで生きられたという事
医者も含めて多くの国民がこの真理を理解してないから、コロナ程度の感染症で大騒ぎしちゃったんだよね。
人間は年取って弱ったら風邪をひいただけで死ぬの。
風邪で死ぬくらい長生きできたら大往生じゃん。
コロナウイルスが撲滅されるまで感染対策を続けようなんて寝言をいまだに言っている人がいますが、人間が撲滅できたウイルスは天然痘ウイルスだけだよ。
天然痘ウイルスには、
①終生免疫が得られるワクチンがあった。
②感染者に特徴的な症状がでるため患者の隔離が容易だった。
③変異しないウイルスだった。
という3つの条件がそろっていたから撲滅できたんだよ。
コロナウイルスにはひとつも当てはまらないですよね。
よってゼロコロナは100%不可能なんです。
だいたいね。みんな、医学を買いかぶりすぎてますよね。
人体はまだまだブラックボックスだし、ほとんどの病気は老化が原因だから、医学が出来ることなんてほんの少ししかないですよ。
「ドクターX」みたいな手術で何でも治しちゃう医療ドラマが流行っているから、みんな医学に夢を見過ぎちゃうんだよね。
その昔、「ブラックジャック」に対して、医師から「嘘ばっかり書くな」と批判されたとき、手塚先生は「これは医療漫画ではなくSF漫画です。」と答えたそうです。
当の医者も含めてみんなSFと現実の区別がつかなくなってるんだよ。
2023.04.17 カテゴリー|医療に関する迷信
何でも手術してしまうことで有名な某病院で、たいした痛みもないのに腰部脊柱管狭窄症の手術を受けてきた患者さんに「なんで手術を受けたの?」と聞いたら、「だってよ。手術しないと将来ダルマになるって言われたんだよ。」と答えました。
ダルマになる=歩けなくなる という意味のようです。
画像上、ひどい腰部脊柱管狭窄症があっても普通に歩いている人はいくらでもいます。
なので「手術をしないと将来ダルマになる」は明確に嘘です。
嘘をついて恐怖を煽って、無駄で過剰な治療をする。
金儲けに走っている医者の常套手段です。
コロナでは医療界全体がこのビジネスモデルで丸儲けしました。
数値が標準より高いというだけの健康な人にコレステロールを下げる薬を飲ませることも同じビジネスモデルですね。
「コレステロールが高いと脳梗塞や心筋梗塞になりやすくなる」と脅して、コレステロールを下げる薬を飲ませます。
しかし、「LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が高いと年間死亡率が低い」というデータもあります。
本当にコレステロールを下げる薬を飲む必要があると思いますか?
健康診断で無症状の人をむりやり病人にして、不安を煽って薬を出す。
インチキ宗教が、信者の将来の不安を煽って壺を売るのと何も変わらないですね。
やはり医学は科学よりも宗教や呪術に似てますね。
コレステロールは下げる必要ない