2023.01.06 カテゴリー|トリガーポイント注射, 湿潤療法
湿潤療法の夏井先生の名言を勝手に転載
「医者はウソつき」は正しいです。勉強熱心な素人は熱傷専門医より正しい最先端の知識を持っています。だって、自分(あるいは子どもや親兄弟)の体がかかっていますから。一方、医者は勉強しなくても食っていけます。十年一日の如き治療をしていてもそれに疑問を持たない患者は来てくれますから。 でも、素人に「先生はこんなこともご存知ないのですか?」と言われると「素人風情が何をいうか!」と激怒し、喚き散らします。そして「そんな治療はインチキだ」と嘘を付きます。知らないと言えないからです。だから「知らない」といわずに「インチキだ」というわけですね。
夏井先生はご自身の専門である熱傷治療について書いていますが、他の疾病についても同じことが言えると思います。
例えば腰痛について、ほとんどの整形外科医は教科書やガイドラインに書いてある通りの診断と治療をします。しかし、教科書やガイドラインに筋筋膜性疼痛症候群については書いていないので、画像所見に異常が無い腰痛や画像所見とは無関係な腰痛の原因がわかりません。わからないからとりあえず痛み止めだけ出す。「良くならないからトリガーポイント注射をしてくれ」と患者さんから言われても、やり方がわからないから出来ない。でも出来ないとは言えないから、「素人風情が何をいうか!」と激怒し、喚き散らします。そして「そんな治療はインチキだ」と嘘を付きます。出来ないと言えないからです。だから「出来ない」といわずに「インチキだ」というわけですね。