2025.05.12 カテゴリー|その他
保健医療は診療行為に対して初診料が282点、再診料が75点など患者さんに請求できる点数が決まっています。
現在は、健康保険は1点10円、労災や交通事故では1点12円で計算されています。
財務省は4月23日の財政制度等審議会財政制度分科会に、2026年度診療報酬改定について、「診療所過剰地域」に関して「10円からβ(ベータ)円引き下げる」と提案しています。
β円がいくらになるかは、公表されていませんが、8円くらいだろうというのがネット界隈での予想です。
同じ仕事をしているのに売り上げを2割も減らされるのですから、都心の高い家賃と人件費で運営している診療所はかなりのダメージを受けるはずです。
破綻寸前の健康保険制度を少しでも維持するために、都心のような診療所過剰地域の診療所を潰す。
というのが財務省の方針なわけです。
俺は医療過疎地で開業してるから関係ないですけどね。
茨城県は人口あたりの医師数がビリから2位です。
ちなみにダントツビリは埼玉県です。
競合が少ない埼玉県を避けて、わざわざ都心で開業する理由が俺にはわかりません。
茨城県民にとってはどっちも大都会だもんね。
この件でもわかると思うけど、健康保険は破綻寸前で、医者はオワコンなんです。
医師免許さえあれば、仕事が出来ないやつでも食べていける時代は終わりました。
理系の優秀な学生は医学部なんか行かないで、原子力とか次世代エネルギーとか未来を変えることができる分野に進んでほしいです。
俺は小中高大学と全部公立だし、学習塾も通ったことないし、家庭教師もつけたことないし、予備校も高三の夏休みの夏期講習だけです。
今風にいうと無課金医師です。
知人の知人のお子さんは、医学部に入るために、塾に3か所も通ってるんだってさ。
大変だねえ。
勉強の合間にちょっと調べれば、医療はオワコンだって、わかるのにねえ。
その努力は金銭的には報われない可能性が高いよねえ。
貧乏でもいいから医者になりたいという奇特な人以外は医学部を目指さない方がいいよ。
いや、マジで。