2025.09.14 カテゴリー|トリガーポイント注射
80代後半のおじいさん
2年前に両殿部から下肢の痛みに対して某中規模病院で腰部脊柱管狭窄症の手術を受けました。
手術を受けても全然痛みがとれず、逆にだんだん痛みがひどくなり1年前から歩けなくなりました。
しかし、そのことを手術をした主治医に相談したところ「画像上は治っているから、もう来なくていい。」と冷たく言われたそうです。
1年間途方に暮れていましたが、訪問マッサージ「レイス治療院」の金田さんに相談したところ、当院を紹介され、8月初めのころに当院を受診しました。
当院を初診した際は、ほとんど歩けず車椅子でした。
体が大きなおじいさんで、この大きなおじいさんを体の小さなおばあさんが介護するのは大変すぎると思いました。
両中殿筋にトリガーポイントをみつけたのでトリガーポイント注射に週1回通ってもらうことにしました。
同時に、レイス治療院でのマッサージとリハビリを受けることも奨めました。
トリガーポイント注射をするたびに動きが良くなり、4回目で杖歩行が出来るようになりました。
あ~~よかった。
世間で腰部脊柱管狭窄症と診断されている痛みの原因のほとんどは殿部や下肢の筋筋膜性疼痛症候群(MPS)ですよ。
トリガーポイント注射でだいぶ良くなるよ。
しかし、手術後に歩けなくなった患者に「治っているから、もう来なくていい」とかよく言えるよな。
金儲けのために手術をして、うまく治らなかったら放り出すなんてヒトデナシにもほどがある。
地獄に墜ちると思うよ。