2025.11.18 カテゴリー|ゴルフ旅行記
高知県にゴルフ旅行に行ってきたわけですが、高知の龍馬推しはすごかったです。
そこらじゅう、坂本龍馬だらけです。
私は高校時代、授業を聞かずに司馬遼太郎の小説ばかりを読んでいたので、「竜馬がゆく」も当然読みました。
作中の龍馬の豪快で視野が広く革新的で正義感が強い人物像に強く憧れました。
それまで尊敬する歴史上の人物は豊臣秀吉でしたが、小説を読んだあとは坂本龍馬に変わりました。
ちなみに今はタモリさんです。
ゴルフ旅行に行った11月15日は龍馬の誕生日で、龍馬生誕190周年のイベントが開催されており、ヨサコイの衣装を着たお姉さんたちが街を練り歩いていました。
ただ「竜馬がゆく」の中の英雄龍馬は司馬遼太郎先生が作った虚像で、実際の龍馬はたいしたことやってないらしいです。
薩長同盟や大政奉還の発案者というのも根拠がないらしいです。
船中八策は明治時代の創作です。
いろは丸事件の際には、積み荷がほぼ空だったにもかかわらず最新銃が満載されていたと嘘をつき紀州藩から約8万両(現在価格で164億円相当)をだまし取っています。
最後の暗殺事件も、狙われたのは龍馬ではなく一緒にいた討幕派の重要人物の中岡慎太郎で、龍馬は巻き添えを食っただけとう説もあります。
高知県には長宗我部元親、岩崎弥太郎、吉田茂、やないたかしなど実際に大活躍した偉人がたくさんいるのに、実際はたいしたことしてない龍馬ばっかり推しているのおかしいよ。
高知でそこらじゅうに飾られている坂本龍馬像を眺めながら、そんなことを思いました。
まあ、でも、水戸市が誇る水戸黄門も実際は諸国漫遊なんかしてませんから同じようなもんですね。