2022.02.14 カテゴリー|その他
先日、ライオンズクラブの例会で仕事のやりがいについてメンバーに話してもらいました。ものづくりをしている人(工務店、内装業、製造業、印刷業など)は、製品ができあがったときに達成感がありそこにやりがいを感じるそうです。農業なども同じでしょう。
そういう意味では医師の仕事にはものづくりの要素が全くないので達成感がありませんよね。
私は主に痛みの治療をしていますが、患者さんの痛みがよくなっても私の治療が効いて治ったのか自然と治ったのどっちかわかりません。なので患者さんが良くなって喜んでくれてもあまり達成感はありません。
仕事に達成感がないし、世の中の役に立っている実感もないから、自分は特別だと思い込むことで自分をプライドを保っている医者が多いのかもしれませんね。その結果、医者が一番偉いなどと勘違いするのでしょうね。
美容整形外科は物作りに近い仕事なので、きれいな二重が出来たときなどに達成感があるのかもしれませんね。美容整形外科は達成感があって収入も高いということ認めると自分たちのプライドを保てないので、美容整形外科をことさら下に見る医師が多いのかもしれませんね。
でも子供の骨折や怪我をきれいに治せたときは達成感がありますね。だから子供の外傷の治療が好きなのかもしれません。あと達成感とは違いますが、患者さんから「先生の顔を見るだけで元気になる」と言われたときは嬉しいし、この仕事が自分に向いているなと実感します。