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ビオチン療法で掌蹠膿疱症性骨関節炎が良くなった女性

2012.11.29 カテゴリー|ビオチン療法

37歳の女性 千葉県在住

 

8年前から、両手足に皮疹が出現し、あちこちの皮膚科を受診しましたが、良くなりませんでした。

 

3年前の9月に掌蹠膿疱症と診断されました。それからも、あちこちの皮膚科を受診して、ステロイドの外用薬などを貰いましたが、皮疹は全然よくなりませんでした。

 

同じ年の12月ごろから、両臀部痛と背中や前胸部の強い痛みが出現しました。あちこちの整形外科を受診して、レントゲンやMRIの検査を受けましたが、異常がなく、原因不明の痛みと診断され、痛み止めの内服薬が処方されましたが、痛みがとれませんでした。

 

2年前の4月に、車で3時間かけて、当院を受診しました。両臀部痛のために、歩くのが困難で、また、痛みに対する不安のために、精神的に不安定になっていて、診察の途中で泣き出してしまいました。

「皮膚科は軟膏しか出してくれない!すごく痛いのに、歩けないほど痛いのに、整形外科は骨に異常がないからと、何もしてくれない!」

 

掌蹠膿疱症性骨関節炎と診断して、ビオチン療法を開始しました。

 

掌蹠膿疱症性骨関節炎

http://www.nmnweb.net/wadai/11.html

 

痛みや皮疹は、良化と悪化を繰り返しながら徐々に改善してきました。症状の改善とともに、精神的にも安定してきて、今年の春には以前からお付き合いしていた人と、めでたく結婚しました。

 

当院に来る前に、彼女を診察した整形外科医は、掌蹠膿疱症性関節炎という病気があることを、知らなかったのかな?

 

 

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