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手術が必要といわれたヤケドの赤ちゃん

2012.12.26 カテゴリー|湿潤療法

1歳の女の子の赤ちゃん

 

2週間前にウォーターサーバーのお湯でヤケドをしました。近所の皮膚科で、消毒とフィブラストスプレーとソフラチュールによる治療を受けていましたが、医師から手術が必要と言われ不安になり、東京の練馬光が丘病院の夏井先生のもとに駆け込みました。

 

夏井先生にプラスモイストで湿潤療法をしてもらい、以後の処置を当院で受けるように紹介されました。

 

上の写真が、当院を初診した時の写真です。夏井先生の一度だけの治療で、すでにかなり良くなっていて、お母さんもびっくりしていました。

 

「これなら、1週間以内に治るでしょう。」と説明し、自宅でプラスモイストを交換してもらうように説明しました。

 

下の写真が、当院で治療を開始してから4日目の写真です。すでにきれい皮膚が出来上がっています。

84202.jpg

手術が必要と言われたヤケドが、湿潤療法で1週間以内に治りました。

 

さらに1か月後の写真です。↓

8420c.jpg

きれいに治っています。もしも手術を受けていたら、手の甲だけでなく、採皮部にも傷跡が残るところでした。

 

お母さんが、最初に担当した医師の説明を盲信せず、自分で考え、調べ、行動したので、女の子の体に一生消えない傷を残さないで済みました。

 

 

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