2013.1.09 カテゴリー|湿潤療法
冬になると空気が乾燥するため、皮膚も乾燥してカサカサになり痒くなります。特に高齢者は皮膚の乾燥を防いでくれる皮膚の油(皮脂)の分泌が少ないためひどくなります。
この乾燥肌も手荒れと同様にワセリンを塗って皮膚の乾燥を防ぐことで治すことができます。起床時とお風呂上りなどに、乾燥している部分にワセリンをたっぷり塗りこんでください。ベタベタして気持ち悪い時は、バスタオルなどで拭きとってしまっても大丈夫です。
また、お風呂で体を洗う時に石鹸やボディーソープつかわないようにしましょう。
垢などの体の汚れは湯船につかるだけで90%以上落ちます。
ボディーソープなどで体を洗うと大切な皮膚の油(皮脂)が洗い落とされてしまうため皮膚がより乾燥するようになります。
石鹸は陰部や腋の下など臭いの強い部分のみに使用して、後の部分はタオルでやさしく拭くだけにしましょう。