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下駄骨折(第5中足骨基部結節部骨折)の治療

2013.2.22 カテゴリー|骨折・捻挫の治療

65歳女性

 

段差で滑って、右足首を内側にひねって受傷しました。足の甲の外側が腫れて痛いため、翌日当院を受診しました。レントゲン(上図)で第5中足骨基部結節部に骨折を認めました。

 

わかりにくいので骨折部をアップにしてみました。矢印の先に骨折線が見えます。

4463u.jpg

下駄をはいていて転倒するとここが折れることが多かったので、かつては「下駄骨折」とよばれていました。「下駄をはかせているだけで治る」ともいわれているほど治りやすい骨折です。しかし、痛みがあるので2~3週間は、下のような靴型のシーネ固定をします。

H25.02.22 シーネ.jpg

 

2年ほど前にサッカー日本代表の香川真司選手がこれと同じ骨折をしました。新聞やテレビは「足の小指の付け根の骨折」と報道していましたが、実際は「足の甲の外側の骨折」です。新聞やテレビなんて、適当だから、あまり真に受けちゃダメですね。

 

 

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