2013.4.25 カテゴリー|トリガーポイント注射
坐骨神経痛を病名だと思っている患者さんがたくさんいますが、坐骨神経痛は病名じゃありません。
坐骨神経痛とは、坐骨神経があるあたりの臀部から脚にかけての痛みの総称です。つまり、頭痛や腹痛などと同じ、症状名です。
坐骨神経痛はほとんどの場合、臀部の筋肉に出来たトリガーポイントが原因で起きます。
おしりの外側にある小臀筋にトリガーポイントができると、(上の図の赤丸)
臀部からふくらはぎの外側にかけて痛みとしびれが出ます。(上の図のピンクの部分)
おしりのふくらみの真ん中の上のほうにある中臀筋にトリガーポイントができると、(上の図の青丸)
臀部から太ももの後ろ側にかけて痛みとしびれが出ます。(上の図の水色の部分)
どちらの場合も、トリガーポイント注射が有効です。