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ミズイボは痛い思いしてまでとっことないよ!

2013.10.31 カテゴリー|その他の治療について

5歳の女の子

体に小さな丘疹が出来たので、某皮膚科を受診しました。

医師から「ミズイボですね。とりますか?」

といきなり聞かれたので、お母さんはとらなきゃいけないものだと思い。

とることに合意しました。

 

ミズイボは、専用のピンセットでつまめば簡単に取れますが、皮膚を摘み上げるので、麻酔もせずにいきなりとったらすごく痛いです。

その子も、あまりの痛みに大泣きして大暴れしたそうです。

ある程度、ミズイボを取り除いた後で、医師から

「また出来たら、また取りに来てください。」

と言われ、またこんな痛い思いを子供にさせなきゃいけないのかと不安になり当院を受診しました。

 

当院を受診した時も、女の子は痛みに対する恐怖で最初から泣いていました。

私は、子供にも分かるようにミズイボについて説明しました。

 

ミズイボはウイルスの感染が原因なので、ほっといても1年から1年半くらいで自然と治ります。

しかし、その間はいくらとっても必ず再発します。

だから、痛い思いをしてまでとる必要はありませんし、とってもあまり意味がありません。

 

一緒のお風呂に入ってもうつりませんが、入浴タオルやバスタオルは共用しないようにしましょう。

同じく、一緒のプールに入っただけではうつりませんが、幼稚園や保育園のプールはミズイボがあると入れてもらえないので、どうしてもプールに入りたい場合に限り、麻酔テープで麻酔をしてから取り除きます。

 

痛い思いをしなくていいとわかったので、最後はニコニコ笑って帰っていきました。

 

 

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