2014.1.06 カテゴリー|トリガーポイント注射
69歳の男性
昨年9月に心筋梗塞の手術を受けました。
手術後退院してから両太ももに痛みがあり、歩行が困難になっていました。
心臓血管外科の主治医から「腰からきている痛みだから整形外科に行ったほうが良い」といわれて、12月に当院を受診しました。
話を聞いてから触診をすると、両太ももの外側広筋に強い圧痛点がありました。
「心臓の手術を受けて安静にしている間に、太ももの筋肉が弱くなり、退院後無理して歩いたので筋肉が硬くなって、痛くなったのです。注射をして筋肉を柔らかくすればよくなりますよ。」
と説明しトリガーポイント注射を打ちました。
翌日再診した際には「だいぶ良くなった!」と喜んでおられました。
内臓疾患を除く体の痛みのほとんどは、筋肉に出来たトリガーポイントが原因で起きます。
しかし、この事実をほとんどの医師は知りません。