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すべてのワクチンについて疑ってみる

2023.09.14 カテゴリー|その他の治療について, 新型コロナ

これまでずっとワクチンは絶対正義だと教わってきました。

私はへそ曲がりなので、「インフルエンザワクチンて効いてなくね?」「HPVワクチンてあやしくね?」と思っていましたが、その他のワクチンに関しては疑うことなく「やったほうがいいに決まっている。」と考えていました。ワクチンは絶対正義で思考停止していたのです。

なので、自分の娘たちには子供のころの定期接種のワクチンは全部打たせました。

 

しかし、今回のコロナワクチンでワクチンに対する不信感が激増しました。なので一度、他のワクチンについてゼロベースで疑ってみることにしました。

 

私はずっと天然痘の撲滅はワクチンのおかげだと信じ切っていました。でも最近、そうではないという説もあることを知りました。実際に天然痘ワクチンを接種した人は世界人口の数%だけだったそうです。

確かに、①ヒトにしか感染しないウイルスである。②特徴的な症状があり患者の隔離が容易である。の2つの条件が揃っていれば、ワクチンがなくても患者さんを隔離するだけで撲滅可能です。

どうやら天然痘撲滅はワクチンのおかげではないという説は事実のようです。

私たちはずっと騙されてきたのです。

 

下のグラフを見てください。

破傷風の患者数も死者数も破傷風トキソイドが導入される前から減り始めてるし、定期接種が始まる頃にはすでにかなり減少しています。
患者数が減った理由は出産時の衛生環境がよくなって新生児破傷風が激減したことや、怪我をした際の洗浄やドレナージなどの処置が適切に行われるようになったからではないと推測してます。
グラフを見る限りワクチンのおかげで患者が減ったとは言い切れないですよね。
もう何を信じていいのわかりません。

とはいえ、今後も破傷風菌に汚染された可能性がある深い創の患者さんに対しては、破傷風トキソイドのブースター接種をするつもりです。もし、患者さんが破傷風になってなくなってしまって、訴えられたら100%負けるからです。そうです。ぶっちゃけ保身のためです。

 

麻疹に関しても同じようなグラフがあります。

日本においては麻疹の予防接種が始まる50年前から麻疹による子供の死亡率は激減していています。

これはおそらく抗生剤の登場で麻疹に伴う合併症の重症肺炎を治せるようになったこと、ICUなどでの全身管理の医療技術が進歩したおかげだと推測します。

アフリカなどの医療インフラが整備されていない発展途上国では今でも麻疹で亡くなる子供がたくさんいるので、麻疹ワクチンが必要と思われますが、日本でも絶対に必要なのかと言われると返答に困ります。

 

ただ、破傷風も麻疹も風疹も致死率が高い感染症だし、ワクチンの副作用もほとんどないので、打っといた方がいいのかなと考えています。

 

インフルエンザワクチンは効果が微妙ですが、副作用も少ないので打ちたい人は打ってもいいかなと考えています。

 

HPVワクチンの有効期間は6~9年です。ワクチンが効いているであろう15歳から24歳の子宮頸がんによる死亡率は元から10万人中0人です。(国立がんセンター がん統計より)

 

元々死亡率がほぼ0のがんを予防するために、稀に普通の日常生活が出来なくなるような副作用が出るワクチンを打つ必要がありますか?

 

もしも孫が出来たら、定期接種はやっぱり受けさせるのじゃないかと思います。

今のところ、世の中とケンカしてまでワクチンを打たせない断固たる決意がないからです。

HPVワクチンとインフルエンザワクチンとコロナワクチンは受けさせません。

 

ちょっと前までは子供に定期接種を受けさせない親のことを、「変わりものの親を持つと子供がかわいそうだよ。」と思っていましたが、今は違います。それもひとつの選択肢として尊重します。推奨はしませんが批判もしません。

 

これが現時点での私のワクチンに対する感想です。

議論する気はないので反対意見を送ってきても無視します。ご了承ください。

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