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2022.02.14 カテゴリー|その他, 新型コロナ
先日、印刷機が紙詰まりを起こして自力では全然直せなかったけど、保守会社に電話して聞いたら印刷機を実際に見ているわけでもないのに的確に指示をしてくれて秒で解決しました。マジ感謝。
クリニックの玄関の鍵の動きが悪くなったときに若い職人さんが来てくれて、分解して掃除してくれて直りました。マジ感謝。
裏道がデコボコになったので、幼なじみの小林工業の社長におねがいしたら、職人さんが来てくれて砂利を引いてきれいにならしてくれました。マジ感謝。
下水が詰まったとき、クラシアンに電話したら、職人さんが来てくれて下水に詰まっていたゴミをきれいに除去してくれました。マジ感謝。
私は自分が出来ないことが出来る人のことはすべからく尊敬しています。
今回のコロナ騒動で、医者が一番偉いと勘違いしている井の中の蛙医者がメディアにたくさん出てきて、日本を大混乱に落としました。
同業として恥ずかしい限りです。
2022.02.14 カテゴリー|その他の治療について, 新型コロナ
先日、犬に噛まれた患者さんに「破傷風トキソイドを打たなければならないので、コロナワクチン3回目は2ヶ月くらい延期してください。」と説明したら、ドン引きされちゃっいました。
「破傷風の致死率は50%、オミクロンは0.003%、そもそもコロナワクチンはオミクロンに効きませんよ」と説明したけど、あまり納得してませんでした。まあでも破傷風で死なれたら嫌なので、なんとか説得して破傷風トキソイドを打たせてもらいました。
コロナウイルスは致死的な恐怖のウイルスで、それ以外は雑魚ウイルスだと思い込まされている人がたくさんいて嫌になります。さまざまな感染症をたくさん見てきたはずの医師までがコロナウイルスを怖がっていることに、かなり失望しています。
補足ですが、破傷風トキソイドは3回受けなければ効きません。受傷時と1カ月後と1年後です。子供の時に3種混合ワクチンをきちんとしている人は1回受ければ10年間免疫が維持されます。これが本来のブースター接種です。なし崩し的に追加接種を繰り返すのはブースター接種ではなく在庫整理です。
2022.01.31 カテゴリー|新型コロナ
日本で最初にオミクロン株の感染拡大が始まった沖縄県では、これまで約2万9千人が感染(PCR陽性)して亡くなった方はたったの1人です。
単純計算で致死率0.003%です。
ワイドショーばかり見ている人は相変わらずコロナにかかったら自分は死んでしまうと思っているようですが、かかっても2万9千人に1人しか死なないんですよ。
かかってもほとんどの人が無症状か軽症なんですよ。
はっきり言って、インフルエンザの100倍くらい雑魚ウイルスです。
新型コロナウイルスによる犠牲者が日本より2桁多いヨーロッパの諸国が、オミクロン株は弱毒だと認定してすべての規制を撤廃する動きになっています。
それなのに日本は鎖国はしてるし、学校をオンラインにしているし、飲食店の営業時間を規制しているし、みんなマスクしているし、無意味なアクリル板の仕切りをしているし、馬鹿馬鹿しくて過剰な感染対策をいまだに続けています。
このままでは日本だけが経済破綻して、近い将来に日本の子供たちは外国人に奴隷のように扱われるようになるでしょう。
それでいいのですか、子供たちの未来を引き換えにするほど怖いウイルスですか?
子供たちの未来を守るのが、大人の仕事じゃないんですか?
テレビは馬鹿みたいに恐怖を煽るばかりです。
テレビを消して、周りをよく見てください。
ガンや事故で死んだ人はいてもオミクロンで死んだ人はいないんじゃないですか?
2022.01.21 カテゴリー|新型コロナ
メールをいただきました。
こんばんは。いつもブログを楽しみにしてます。
私は○○市に住む、5歳と2歳男子の母です。
コロナが流行りだし、なんだか世の中がよくわからなくなって、先生のブログにたどり着きました。軸がぶれそうになると先生のブログを読んで、自分を落ちつけてます。
コロナになって周りの目がほんとうにこわいです。先日も保育園のお迎え後におじいさんが近寄ってきて、子供たちがマスクをしてないことを言ってきました。
私は反ワクチン派でもありませんが、薬の副作用が出ることが何度かあって、こんなにまだよくわかっていないものをこわくて打ちたくありません。
旦那や義母や実母にもちくちく言われますが、やはり打ちたくないです。
数が増えてきたと旦那は毎日騒いでます。テレビでは10歳以下の感染が増えてるとか、5歳の子どもにもワクチンとか言ってます。
心がざわつき落ちつかないです。
でも人と会ったり、習い事など、かわらずやりたいです。子どもたちにもできるだけ普段とかわらない生活をさせたいです。
コロナってなんなんだって思う…。
ほんとに生きづらい世の中です。
子どもたちの前ではぐらぐらしたくないけど、ブレブレです。
先生のブログで元気をもらっているので、お会いしたことはないですが、どうかこれからも、がんばって発信してくださいね。
いきなりメールしてすみません。
以下、私の返信です。
ご意見ありがとうございます。
太平洋戦争開戦前と同じで、世の中が狂っているのであってあなたが狂っているわけではありません。
しかし、開戦前と違って今はインターネットがあるので、あなたの味方を見つけることは可能です。
私のブログだけでなくTwitterも見てください。ゴルフ大好き@整形外科医というアカウントで発信しています。
他にも、kimuramoriyo 倉田真由美 鳥集徹 Dr.ゲレゲレ 中川淳一郎 森田洋之 説教おじさん Dr【喫茶店好きな内科医】 (敬称略)などの皆さんをフォローしてみてください。
周りにいないだけで、あなたと同じ意見の人はたくさんいます。
そして、今までワクチンをごり押ししていた医師達もばれないように(ばれてますが)徐々に意見を変えてきています。
もう少し我慢すれば、終戦後のように世の中の論調がガラッと変わると思います。
頑張ってください。
2022.01.20 カテゴリー|骨折・捻挫の治療
70歳女性
特に何もしていないのに右股関節が急に痛くなり、翌日当院を受診しました。
股関節のレントゲンを撮りましたが、特に異常はありませんでした。
股関節周囲の筋痛症と考えてトリガーポイント注射を打ちました。
トリガーポイント注射を3回行っても痛みが改善しないため、1週間後に再度レントゲンを撮りました。
矢印のところが少し怪しいと思いました。
大腿骨頚部骨折の可能性があるので、すぐに県立中央病院整形外科に紹介しました。
CT検査で骨折が確認されたので2日後に手術(骨接合術)が行われたそうです。
骨粗鬆症がある高齢者が転ぶと大腿骨頚部骨折を起こすことはよくあります。
骨粗鬆症のある高齢者の背中や腰の骨(胸椎、腰椎)がいつの間にか折れてしまうこともよくあります。
でも大腿骨頚部いつの間にか骨折は医者になって初めて見ました。
骨折に気がつかずに放置して骨折がもっと転位してしまうと人工骨頭置換術という侵襲の大きい手術を受けなければいけなくなるところでした。
ギリギリで気がついて良かったです。
経験と知識からくる野生のカンが働いて良かったです。
2022.01.07 カテゴリー|新型コロナ
当院にもたま~に風邪の患者さんが来ます。
患「喉が痛くて、鼻がつまっている」
俺「それオミクロンだっぺ」
患「違う、違う。んだったら村八分になっちゃうべよ。」
俺「んだね。PCRを受けないことが一番のコロナ対策だかんね」
患「んだ。んだ。」
当院でも軽い風邪なら診察できます。
といっても、風邪に効く薬はないので、症状を緩和するお薬を出すだけですが。
今、テレビの中で大騒ぎしているオミクロン株ですが、主な症状は喉の痛みと鼻水、鼻づまり、あと寝汗だそうです。
これってただの軽い風邪ですよね。
ウイルスは変異するたびに感染力が強くなって毒性が弱くなるものです。
新型コロナウイルスも変異を繰り返して、旧型コロナウイルスと同じ普通のかぜウイルスに戻ったのです。
つまりオミクロン株の登場でコロナ騒ぎは事実上終了したのです。
でも、コロナ騒ぎが終了しちゃうと困る人たちがいます。
多額の研究費をかけてコロナワクチンやコロナの内服薬を作った製薬会社。
その製薬会社から多額の寄付をもらっている大学の教授達。
製薬会社からたくさんのスポンサー料もらっているテレビ局。
コロナ対策をやっているふりをしているだけで支持率を上げられる政治家達。
こういう人たちが必死にコロナ騒ぎを終わらせないようにしています。
だから、重傷者がほとんど出ないことがわかったオミクロン株に対しても、警戒が必要だとあおり続けているのです。
馬鹿馬鹿しくて付き合っていられません。
最後に一句
オミクロン
検査しなけりゃ
軽い風邪
2022.01.07 カテゴリー|その他
茨城ダッシュとは、交差点を右折する際、信号が赤から青に切り替わる瞬間、急発進して対向車よりも先に右折する危険運転を指します。
先日もゴルフの帰りに運転していて、交差点で信号が青になったので左折しようとしたら、反対車線の右折レーンの先頭にいた軽トラックのじいちゃんが猛然と茨城ダッシュをしてきました。
どう見ても私のほうが早くスタートしていたので、あきらめて止まるかと思ったら、さらに加速をつけて割り込んできました。
私が減速したので衝突は避けられましたが、じいさんの車はスピードオーバーで突っ込んできたので、赤信号で停車中の車にぶつかりそうになりました。
もし横断歩道に歩行者がいたら、確実にひき殺していたところです。
茨城県の男性運転手、特に高齢男性は、交差点の右折レーンの先頭に止まったら、茨城ダッシュをするのが当然の権利だと思い込んでいる人がけっこういます。
危険すぎるのでマジでやめてほしいです。
茨城県警も茨城ダッシュを止めるように呼びかけています。
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16321316992350
狭い日本そんなに急いでどこに行く。
安全運転しましょう。
2021.12.17 カテゴリー|医療機器、器具, 骨折・捻挫の治療
高齢女性に多いコレス骨折(橈骨遠位端骨折)や子供に多い橈骨遠位部若木骨折などに対して、ギプスやシーネで外固定をすることは整形外科医ならよくあります。
手首を外固定する際に絶対に間違っちゃいけないポイントがあります。
それは下の写真のように、指のMP関節が90度以上屈曲できるように巻くことです。
下手くそな整形外科は、ギプスを長く巻きすぎてMP関節まで固定してしまいます。
そうすると骨折は治ってもMP関節が拘縮してしまいグーが握れない手になってしまいます。
拘縮を治すために何ヶ月もリハビリに通ってもらう。
骨折の治療で儲けて、リハビリでも儲ける。
患者さんにはいい迷惑ですが、整形外科は下手くそほど儲かるのです。
当院では、外固定してすぐに「痛くてもグーパー運動を必ずしてね。骨は多少曲がってくっついてもほとんど問題ないけど、指が曲がらなくなったら、けつも拭けなくなるからね。」と強く指導します。
なので当院では、シーネを外したあとリハビリが必要になるケースはほとんどありません。
手術のことばかり勉強して、ギプスやシーネなどの保存療法を誰でも出来ると侮ってちゃんと勉強しない整形外科医が多いのよ。
ちなみに当院で使っているシーネはイソメディカルのN-スプリントです。
ハサミでカットした部分が毛羽立たないのでチクチクしないことと、他のシーネに比べて固まるのが早いという特徴があります。
2021.12.13 カテゴリー|トリガーポイント注射
60代の女性
1年くらい前から、腰から臀部からふくらはぎにかけての痛みにたいして週1回トリガーポイント注射を行っていた患者さんのお話です。
痛みがなかなか取れないためいつも暗い表情で診察室に入ってきていました。
ところが先月中旬くらいから急に注射に通わなくなりました。
先日、半月ぶりに受診されました。
「久しぶりですね。」と声をかけたら、
「急に痛みが楽になったから様子をみていた。」と別人のような晴れやかな表情で答えてくれました。
肌つやも良くなって、10歳くらい若返ったように見えました。
「何か良くなるきっかけがありましたか?」と聞いたら、
「特にありませんが、しいて言うなら、息子が九州から帰ってくることが決まったことかしら。」と嬉しそうに答えてくれました。
「きっとそれがきっかけですね。俺がどんなに頑張っても息子さんにはかなわないね。」
「でも私、息子が近くにいなくてさみしいとか感じてなかったんですけどね。」
「深層心理の奥の方にある感情は自分でもわからないですからね。何がきっかけでも良くなればいいんです。よかった。よかった。」
アメリカのジョン・サーノ博士は「抑圧され深層心理に押し込められた怒りが腰痛の原因だ。」と著書に書いています。 参考「サーノ博士のヒーリングバックペイン」
「抑圧された怒り」といわれてもピンとこないと思いますが、要するに慢性痛は心因性のストレスと密接に関係していると言うことです。
逆に言えば、慢性痛はちょっとしたきっかけで心因性のストレスがなくなり良くなることがあるということです。
あきらめず前を向いて治療を続けましょう。
2021.12.13 カテゴリー|トリガーポイント注射
先日、患者さんに聞いた話
「うちのばあちゃんは、あんなに膝や腰を痛がっていたのに、呆けちゃったら全然痛がらなくなった。呆けたら痛みも忘れちゃうんだよ。」
それを聞いて、そういえばひどい認知症の患者さんにトリガーポイント注射を打ったことが一度もないことに気がつきました。
認知症の患者さんの痛みを診ることはありますが、骨折だったり関節炎だったりの急性痛だけです。
認知症になったからといって痛みが消えたわけではないはずです。
痛みはあるのですが、すぐに忘れちゃうので、痛みでくよくよ悩むことがないのです。
慢性痛は痛みの悪循環が原因です。
痛みがあると不安になる。
不安になると神経が過敏になる。
神経が過敏になると痛みがよけいに強く感じる。
痛みがよけいに強くなるとさらに不安になる。
永遠に繰り返し
「認知症の患者さんのように痛みをすぐに忘れなさい」といわれても難しいことはわかっています。
ただ必要以上に不安にならないでください。
慢性痛のほとんどは筋肉に出来たトリガーポイントが原因です。
トリガーポイント注射でほとんどの人が良くなります。