HOME > 院長BLOG
2023.02.21 カテゴリー|新型コロナ
Twitterでひろった文章です。日本人のコロナ感がよく表現されていると思います。
日本人はコロナを「ケガレ」、コロナ感染を「タタリ」、マスクを「護符」だと無意識に捉えていて、マスクルールを徹底する自集団を「結界」だと感じている。なので、結界に穴を開けうるノーマスク人(びと)を異常に恐れる。信仰の話なので科学的根拠なんてどうでもいい。他人の口から呪いが漏れている、と霊媒師(いわゆる専門家)がいうのであればそれを信じるだけである。見えないんだから。
というわけで、NOマスクNOワクチンNO自粛の私は特級呪霊です。両面宿禰です。怖いよ。
コロナ当初の医療関係者差別や東京差別も感染者特定という魔女狩りも、現在のマスク信仰もすべてこの仮説で説明できますね。
この3年間、なんでそんな非科学的なことしているのかと疑問に思うことがたくさんありましたが、最初から科学でなくて呪術や宗教だったのなら私に理解できないのも仕方がないことでした。
2023.02.21 カテゴリー|骨折・捻挫の治療
2月20日に鎖骨遠位端骨折の保存療法について当院の問い合わせフォームからメールを送っていただいた方への返信です。
返信を書きましたが、なぜかうまく届かなかったようなので、ここに書かせていただきます。
お問い合わせありがとうございます。
私と同じ方法で鎖骨遠位端骨折の治療をしている整形外科医は首都圏にはいないと思います。
もし可能ならこのアドレス question@nishibori-seikei.com に画像を添付しておくってください。
にしぼり整形外科 西堀靖広
2023.02.16 カテゴリー|その他, トリガーポイント注射, 新型コロナ
60代の男性
腰痛と下肢痛があり他院でMRIを撮りヘルニアと言われ、リリカ、セレコックス、トラムセットが処方されました。痛みはよくなりましたが、薬をたくさん飲んでいることや今後の経過に不安があるため知人の紹介で当院を受診しました。
ヘルニアは痛みと関係ないこと、痛みが取れているなら現在の主治医も薬を減らしてくれるだろうこと、もし痛みがぶり返したらトリガーポイント注射で治療可能なことなどを説明しました。
注射もせず、薬も出さず、話を聞いて私の考えを伝えただけでした。
このようなケースでは「にしぼり整形外科に行ったけど何もしてくれなかった。」と他所で文句を言う人もいるので心配でしたが、全く逆にお礼のメールを頂きました。
素敵なお礼のメールだったので、ここで紹介させていただきます。
昨日そちらでお世話になったHさんと伺ったSと申します。
Hさんの近所に住んでいます。
今回昨日のお礼を伝えたくて、メールしました。
お時間ある時にでも読んで頂けたら嬉しいです。
こちらの病院は先生のブログで知りました。
いつか伺えたらと思ってまして、長年腰痛持ちの夫や、Hさん夫婦にももちろんブログやこちらの病院のこと、話していました。
今回Hさんがひどく弱ってしまったため、もうここまで来たらきちんと診てもらった方がいいと思うと話し、実は当日の診察予定をキャンセルしてもらって、一緒に伺うことができました。
私は先生のお顔はちらっと拝見して、きちんと患者さんたちと向き合ってらっしゃるんだなと感じました。
そして何より嬉しかったのは、受け付けの皆さんの笑顔でした。
私はすっかりこの光景を忘れていたんだなと、改めて思いました。病院に入る前に、外から皆さんの笑顔に気が付き、ああ、きっと大丈夫、って思いました。
Hさんもとてもほっとしたようで、帰りの車中はとても穏やかで、朝の様子とはぜんぜん違っていました。
帰って夫に話すと、「もうHさん、半分治ったよね」と。私もそう思いました。
先生、そして病院で働いてらっしゃる皆さま、昨日はありがとうございました。Hさんはもちろん先生に、私は皆さんの笑顔にたくさんの元気を頂きました。
皆さんがそちらで明るい笑顔でいらっしゃると知れて、もちろん腰が痛くなったり、しんどくなった時は見て頂けるところがあるんだ、と分かって、とても嬉しいです。
夫も痛みがひどくなった時、お願いしようと話しています。その時はどうぞよろしくお願い致します。
たくさんのお礼を込めまして、またこのメールに目を通して下さいまして、ありがとうございます。
今日も皆さまが穏やかにお仕事できますように願っています。ありがとうございました。
ノーマスクの笑顔が当院の自慢です。
患者さんには笑顔で接する。コロナ前では当たり前のことでした。
コロナ前はマスクをして接客すること自体が失礼に当たることでした。
なんかみんな忘れちゃったんだよね。
ニワトリじゃないんだから思いだして欲しいよ。
2023.02.07 カテゴリー|トリガーポイント注射
たまたま見ていたNHKの健康番組でどっかの大学の教授が「ぎっくり腰は筋肉の炎症だから冷やした方がいい」と頓珍漢なことを断言していました。
筋肉の炎症って何?膠原病の皮膚筋炎みたいなやつ?
違いますよ。ぎっくり腰は腰やお尻の筋肉(大腰筋や中殿筋)に出来たトリガーポイントが原因です。
トリガーポイントは筋肉の痙攣が原因できます。
筋肉の痙攣なので温めた方が早く治ります。
温めのお風呂にゆっくりつかるのがおすすめです。ホッカイロで温めてもいいです。ホットカーペットの温度をマックスまで上げてその上に仰向けに寝るのもけっこう効きます。
まあでも、トリガーポイント注射しちゃったほうが全然早く治るけどね。
俺は自分自身で10回以上ぎっくり腰をしてるからね。ぎっくり腰には相当詳しいよ。
多いときには1日10人以上のぎっくり腰の患者さんを治療してるしね。
大学の教授なんてギックリ腰の治療なんかしたことほとんどないでしょ。
治療の素人が、教科書の古い知識でテレビで断言するなんて、自分で恥ずかしくないのかね。
コロナに関しても、普段風邪の患者なんか全然診てない大学の偉い先生が、テレビで頓珍漢なことずーっと言ってた。
だから世界中で1年以上前に終わったコロナパニックが日本だけまだ続いているだよ。
コロナの専門家としてテレビに出てた人の話なんて99%間違ってたもんね。
よくいまだにテレビに出られるよ。面の厚さが半端ねえよ。
私はギックリ腰の治療にはかなり自信がありますけどね。
テレビには出ないよ。マスコミが嫌いだからね。
2023.01.23 カテゴリー|新型コロナ
湿潤療法の開発者である夏井睦先生がコロナ騒動についてめちゃくちゃわかりやすくまとめてくれたので紹介いたします。
http://www.wound-treatment.jp/#0122-2-3
① 2019年末の中国では肥満などの合併症に加え、「隣のビルも霞んで見える」ほどの大気汚染が加わって、バタバタと死んでいった。このため、感染症の専門家は「死亡率の高い恐怖の感染症」と考えた。
② 日本を含め、東南アジア諸国ではコロナは風土病だったため、自然免疫などにより感染者は欧米より少なかった。
③ 一方、コロナが風土病でない欧米では「未知の感染症」であり、感染者が急増した。肥満などの合併症での死亡例も多かった。
④ このような欧米の状況を受けて、「2類相当感染症」に指定された。それを根拠に(?)、日本では緊急事態宣言が出されたが、2020年4月の感染状況は今から見るとそれは「緊急事態」ではなく、せいぜいさざなみ程度の小流行に過ぎなかった。
⑤ その後、コロナウイルスは変異を重ねて「感染力は高いが毒性は低い」ものに変化。変異株が出現するたびに感染者は世界中で増加したが、「死ぬのは持病持ちの高齢者」が中心となり、死亡率は減少していった。
⑥ それを受けて、2022年後半、欧米では「コロナは風土病」と見方を変え、特別な感染対策は取らなくなった。
⑦ 一方、日本の感染症専門家は「また強毒化するかもしれない」の一点張りで5類への見直しに頑強に抵抗。
これがほぼ正解だと思います。
世界中で日本だけいまだにコロナ騒動が終わらない理由は、上記⑦に加えて、総理大臣に決断力がないこと、莫大なコロナ利権を作ってしまったため医師会や専門家たちが反対していること、全体主義に親和性が高い国民性であること、国民が全体主義に染まりやすいように教育されていることなどが上げられると思います。
「コロナは風土病」てのは「コロナはただの風邪」てことですからね。ただの風邪に国中でビビり倒して、入学式も卒業式も成人式もマスクしたままやってるなんて、海外から見たら滑稽でしかないよ。みっともねえよ。
2023.01.19 カテゴリー|新型コロナ
〈独自〉新型コロナ、4月から「5類」に緩和へ 政府が20日決定
https://www.sankei.com/article/20230118-IH3MO67C2RLDHMKBESFTVTY23M/
政府が、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを4月1日から原則、季節性インフルエンザと同等の「5類」に緩和する方針を固めた。感染状況を見極め、岸田文雄首相と関係閣僚が20日に協議して決定する。複数の政府関係者が18日、明らかにした。分類の変更にあわせて、屋内でのマスク着用については、症状のある人らを除き原則、不要とする方針だ。
5類変更やマスク着用について検討ばかりしていて、先送りしていた岸田総理がようやく決断したようです。
もともとマスクは任意なんだから、政府が「屋内でも不要」とか発表すること自体ナンセンスなんだけど、任意と強制の違いもわからないごじゃっぺばっかりだから仕方ないよね。
でもね新型コロナウイルスが消えたわけでも沈静化したわけでもないのだから、屋内でも不要になる理由を「マスクに感染予防効果がないから」とちゃんと説明しないとマスク脳の人は納得しないだろね。
日本は3年以上も新型コロナウイルスの感染対策をいろいろやってきたわけですが、明らかに有効性が認められた感染対策て、ひとつでもありました?
経済をぶっ壊して、子供たちから思い出と健康を奪って、出生数を減らして、日本の国力を大幅に弱めただけじゃね。
ゴールを決めずに始まった日本のコロナ対策は、なんの成果も得られないまま、世界中がやめて、中国様までやめたので、4月1日になし崩し的に終わることになります。
完全な失敗ですが、誰も責任を取らないでしょう。
そのつけは増税という形で現役世代と子供たちがこれから何十年も払っていくのです。
なんで、いままでずっと検討ばかりしていた岸田総理が急に5類変更やマスク不要を決断したかとゆうと、おそらく1月14日に訪米した際にバイデン大統領に怒られたからじゃね。
「いづまでもびびってんじゃねえよ!このデレスケが!」てね。
2023.01.13 カテゴリー|トリガーポイント注射
股関節唇損傷・大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)という病態があるそうです。
一般の方に説明するのがなかなか難しいのですが、「股関節の周りの骨が生まれつき少し出っ張っていて、その骨が運動をしたときに関節に当たって痛みを出す。」みたいな病態です。
私が勤務医の頃はこんな病態はありませんでした。ここ数年、股関節鏡の発達とともに急に登場した病態です。
股関節鏡を使って出っ張っている骨を削れば8割くらいの人の痛みが取れるそうです。
でも手術しなくても、投薬やリハビリで8割の人は痛みがなくなるそうです。
あれれー?おっかしいぞー?
骨の形態的異常が原因の痛みなら、手術でその形態異常を治さなければ痛みが取れないはずですよね。
手術をしなくても治るなら、そもそもその形態異常は痛みと関係なかったんじゃないですか。
投薬とリハビリで8割治るなら、トリガーポイント注射もすれば99%治るんじゃないかな。
慢性の筋肉痛についての知識がないから、必死になって画像診断上の異常を見つけて無理矢理病名つけちゃうんだよね。
変な病名をつけている暇があったら筋筋膜性疼痛症候群の勉強をしたらいいのにね。
2023.01.06 カテゴリー|新型コロナ
メディアやSNSでコロナワクチン接種を激押ししていた医師の一人である村中璃子さんが、先日、自分自身のコロナワクチンの4回目接種をやめるという発表をしました。4回目をやめた理由は「3回射ったし、一回コロナに感染したからそれが4回目みたいなもんだし、医療関係者もあんまり射ってないし、まだ効果不明だし・・・」らしいです。
一般の方が、上記の理由で4回目をやめたのなら「4回目を打つ前に気がついて良かったね。」と素直に喜びますが、村中さんの場合はそうは行きません。村中さんは以前、私たちのようなコロナワクチン慎重派を「反ワクチンはゴキブリ」と侮辱していたのです。
反ワクチンはゴキブリとまで言っていたのだから、4回でも5回でも命のある限り打ち続ける責任があると思います。 村中さんを信じて5回も打った人がたくさんいるのに自分だけ逃げるなんて卑怯すぎますよ。
2023.01.06 カテゴリー|トリガーポイント注射
東京に住んでいるゴルフ仲間が親指の付け根が痛くなって近くの整形外科に行ったら、触診なしでレントゲンを6枚くらい撮ってアクリル板のむこう側から「CM関節がズレてます。」と言われて痛み止めだけ出されたそうです。注射を希望したけど「出来ません。」て断られたってさ。
全然良くならないので当院を受診しました。触診したらCM関節には圧痛も腫脹もなくて、母指球に圧痛を伴うしこりをみつけたので、母指球にできたトリガーポイントが痛みの原因だと診断しました。トリガーポイント注射したらすぐに痛みが消えたようです。
アクリル板越しに話だけ聞いて画像診断して薬を出すだけだったら、AIで良くね。多額の税金を投入して 6年もかけて医者を育成するよりAIを導入した方が断然コスパがいいよね。
触診してトリガーポイントをみつけて的確にトリガーポイント注射が打てるAIロボットが開発されたら俺も失業しちゃうけど、トリガーポイント注射は1回800円しかとれないから、コスパが悪すぎて誰もそんなAIロボットを作らないでしょ。なので私だけはしばらく安泰です。
2023.01.06 カテゴリー|トリガーポイント注射, 湿潤療法
湿潤療法の夏井先生の名言を勝手に転載
「医者はウソつき」は正しいです。勉強熱心な素人は熱傷専門医より正しい最先端の知識を持っています。だって、自分(あるいは子どもや親兄弟)の体がかかっていますから。一方、医者は勉強しなくても食っていけます。十年一日の如き治療をしていてもそれに疑問を持たない患者は来てくれますから。 でも、素人に「先生はこんなこともご存知ないのですか?」と言われると「素人風情が何をいうか!」と激怒し、喚き散らします。そして「そんな治療はインチキだ」と嘘を付きます。知らないと言えないからです。だから「知らない」といわずに「インチキだ」というわけですね。
夏井先生はご自身の専門である熱傷治療について書いていますが、他の疾病についても同じことが言えると思います。
例えば腰痛について、ほとんどの整形外科医は教科書やガイドラインに書いてある通りの診断と治療をします。しかし、教科書やガイドラインに筋筋膜性疼痛症候群については書いていないので、画像所見に異常が無い腰痛や画像所見とは無関係な腰痛の原因がわかりません。わからないからとりあえず痛み止めだけ出す。「良くならないからトリガーポイント注射をしてくれ」と患者さんから言われても、やり方がわからないから出来ない。でも出来ないとは言えないから、「素人風情が何をいうか!」と激怒し、喚き散らします。そして「そんな治療はインチキだ」と嘘を付きます。出来ないと言えないからです。だから「出来ない」といわずに「インチキだ」というわけですね。