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シーネを勝手に外す監督やコーチはマジウンコ

2022.10.24 カテゴリー|骨折・捻挫の治療

足首の捻挫はありふれたスポーツ外傷のひとつです。

毎日一人くらいは来るので、単純計算でこれまでに6,000人以上診ているはずです。

U字シーネでしっかり固定すれば、かなり重傷の捻挫でも1週間で治ります。中程度の捻挫なら3日で治ります。

捻挫の治療には自信もあるし、プライドもあります。

 

先月の話です。

某Rネッサンス高校笠間の女子バレー部の子が足首の重傷の捻挫で受診しました。試合が近いらしく、身長がめちゃくちゃ高い監督とコーチも心配で付き添ってきました。

いつものように診察して、いつものようにU字シーネを巻いて、いつものように絶対に勝手に外さないように説明して帰しました。

1週間後再診してもらいました。

シーネは一応巻いてありましたが、包帯がゆるゆるで勝手に外していたことは明確でした。

案の定、痛みも腫れも全く引いていませんでした。

「ちゃんと固定していれば、今頃きれいに治っていた。なんで勝手に外したの?」と問い詰めました。

はっきりとは答えませんでしたが、どうやら監督の命令で外していたようです。

もう1週間、今度はきちんとシーネを巻き続けるように説明しましたが、それきり受診しませんでした。今もまだ痛がってんじゃないかな。もう、どうでもいいけどね。

なんかさ、捻挫は固定しない方がいいとか思い込んでる脳筋がけっこういるのよね。

俺がバレーボールに対して口出すことは絶対にないんだから、こっちの治療に口出すこともやめてほしいよね。

そのあたり全然わかってないんだよね。脳筋だから仕方ないけどね。

シーネを勝手に外す監督やコーチはマジウンコだと思ってるよ。俺はね。

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