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医師である前に一流の社会人であれ

2022.12.22 カテゴリー|その他

どん引きするほど傲慢な医師のツイートを見かけました。

31歳の精神科医だそうです。

何様のつもりなんでしょうね。

若い医者はほっとくとこういう傲慢な思考に陥りやすいんだよね。

医師はそういう環境にいるのよ。
だから私の恩師の故菊地臣一教授はしつこく「医師である前に一流の社会人であれ」とか「コ・メディカル(医師以外の医療関係者)のおかげで仕事が出来ているのだから、常に感謝して高慢な態度をとらないようにしろ」と教えてくれていた。
実際に菊地教授は私たち医局員には非常に厳しかったけど、コ・メディカルには非常に優しく接していた。

自分と直接関連のある職員全員に毎年それぞれにあったメッセージ付きのバースデーカード送ってたからね。

俺も毎年、性格が明るく前向きなことを褒めてもらっていた。
やっぱ、あの人すごいわ。

どんな職業でも最初に良い指導者に恵まれるかどうかで、その後が大きく変わってくると思います。

良い指導者に恵まれて本当に良かった。

第一志望の筑波大医学部を落ちたおかげで、良い恩師に巡り会えました。良き伴侶に巡り会えたのもそのおかげ、まさに人生万事塞翁が馬です。

 

医者だから偉いと勘違いしている馬鹿医者がたくさんいますが、医者なんて元々は身分が低くて祈祷師とか呪術師と同じ扱いだったんだよ。朝鮮では人の体に触る仕事は卑しい仕事とされていて医師は奴隷の仕事だったんだからね。「チャングム」でやってた。

医師の地位が上がったのなんて、ペニシリンが出来て細菌感染症が治せるようになって、全身麻酔が可能になって外科手術が出来るようになってからですからね。 100年もたってない。このド勘違い医者にも歴史を学んで欲しいよ。

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