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画像診断して薬を出すだけだったらAIで良くね

2023.01.06 カテゴリー|トリガーポイント注射

東京に住んでいるゴルフ仲間が親指の付け根が痛くなって近くの整形外科に行ったら、触診なしでレントゲンを6枚くらい撮ってアクリル板のむこう側から「CM関節がズレてます。」と言われて痛み止めだけ出されたそうです。注射を希望したけど「出来ません。」て断られたってさ。

 

全然良くならないので当院を受診しました。触診したらCM関節には圧痛も腫脹もなくて、母指球に圧痛を伴うしこりをみつけたので、母指球にできたトリガーポイントが痛みの原因だと診断しました。トリガーポイント注射したらすぐに痛みが消えたようです。

 

アクリル板越しに話だけ聞いて画像診断して薬を出すだけだったら、AIで良くね。多額の税金を投入して 6年もかけて医者を育成するよりAIを導入した方が断然コスパがいいよね。

 

触診してトリガーポイントをみつけて的確にトリガーポイント注射が打てるAIロボットが開発されたら俺も失業しちゃうけど、トリガーポイント注射は1回800円しかとれないから、コスパが悪すぎて誰もそんなAIロボットを作らないでしょ。なので私だけはしばらく安泰です。

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