2012.3.26 カテゴリー|骨折・捻挫の治療
足首の捻挫は、ほとんどの人が経験するありふれたケガです。
しかし、捻挫を甘く見てはいけません。
軽い捻挫だからときちんと治療せず痛みを我慢していると、痛みが慢性化していつまでたっても痛みがとれなくなることがあります。
逆にきちんと治療すれば、かなりひどい捻挫でも1週間以内に痛みがなくなります。
当院の捻挫の治療はシーネによる固定をして、すぐに痛みを無くすことを基本にしています。かなりひどい捻挫でもシーネで固定すると、痛みがかなり軽減します。
3日後にシーネを外して歩いてもらい、痛みがなくなっていれば、そのままシーネを外します。痛みが残っている場合はさらに3日間シーネ固定します。
捻挫をしたら、痛みを我慢せず、なるべく早く痛みをとることが大切です。
痛みを我慢していると、痛みのために患部の血流が悪くなりさらに痛みがひどくなる痛みの悪循環に陥ります。その結果、痛みが慢性化していつまでも痛みがとれなくなるのです。
慢性化した捻挫の痛みにはトリガーポイント注射がよく効きます。患部の血流がよくなる加圧トレーニングもお勧めです。