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17年来の膝痛が消失

2012.10.01 カテゴリー|トリガーポイント注射

77歳の男性

 

 60歳ごろから両ひざ痛があり、近くの整形外科で変形性膝関節症と診断され、治療を受けていました。ヒアルロン酸の関節内注射や、痛み止めの点滴、運動療法などの治療を受けていましたが、症状が改善しないため、知人の紹介で、当院を受診しました。

 

 診察の結果、内側広筋と膝窩筋にトリガーポイントを認めたため、同部にトリガーポイント注射を行いました。

 

 3日後に再診した時の患者さんの感想

「すごく良くなった。嘘みたいに楽になった。今までの注射とは効果が全然違う。妻にも歩き方がよくなったと褒められた。」

 

 この患者さんの場合、レントゲンでは確かに老化による骨の変形(変形性膝関節症)を認めます。しかし、骨の変形と痛みは直接は関係ありません。実際、レントゲンで、ものすごい変形をみとめても、全然痛くない人もたくさんいますし、レントゲンやMRIでまったく異常がなくても、ものすごく痛がっている患者さんもいます。

 

 痛みの原因は、筋肉に出来たトリガーポイントです。トリガーポイント注射をすることで、痛みを楽にすることができます。

 

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