2012.10.05 カテゴリー|その他の治療について
以前、手術しないで外反母趾を治す「包帯療法」についてこのブログで紹介いたしました。
https://nishibori-seikei.com/blog/2012/06/post-9.html
「包帯療法」は、夜寝るときに、足に包帯を巻くだけで、手術しなくても外反母趾の変形が治る新しい外反母趾の治療法です。
今回は包帯療法を1年間続けてもらい、外反母趾の変形が、少しですが元に戻った症例を紹介いたします。
59歳女性
1年前外反母趾による変形を主訴に、当院を受診しました。上の写真がその時のレントゲン写真です。外反角32度の変形を認めました。包帯療法について説明しました。
*外反角 第1趾基節骨と第1中足骨の角度(正常値19度前後)
下の写真が1年後のレントゲンです。外反角26度と1年前に比べて6度、変形が改善しています。
手術をしないと治らないと思われていた外反母趾の変形が、毎晩包帯を巻くだけで治るのです。これって、すごいことです。「包帯療法」のコツは、毎日、まじめに続けることです。外反母趾でお困りの方は、ぜひ相談に来てください。