2013.2.18 カテゴリー|トリガーポイント注射
62歳 女性
2か月前に転倒し、両ひざを打撲してから、両太ももの前面から膝にかけて痛みが出現しました。痛みのため、しゃがむことが出来ず、また、座った姿勢から立ち上がるのも困難になりました。近くの接骨院で治療を受けていましたが、症状が改善しないため当院に紹介されました。
念のためレントゲンを撮りましたが、特に異常は認めませんでした。
触診で、上図のように両方の内側広筋と外側広筋に多数のトリガーポイントを認めました。筋筋膜性疼痛症候群と診断し、トリガーポイント注射を行いました。
1週間後に再診した際には、痛みがかなり改善していて、座位からの立ち上がり動作もスムーズになっていました。
転倒した時に、太ももの筋肉が伸ばされて、そこにトリガーポイントが出来てしまったのです。