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自動車保険には弁護士特約を付けましょう

2013.3.12 カテゴリー|その他

  整形外科医なので交通事故にあった人をたくさん治療してきました。交通事故で通院している人のほとんどが、停車中に追突されて、首の筋を痛めた人です。停車中に追突事故にあった場合、100%相手の過失になるので、治療費や自動車の修理費などは相手の保険会社が支払うことになります。

 

 しかし、相手が無保険だった場合や、酔っ払い運転だったりした場合は、保険会社から支払いを受けることが出来ないので、自分で直接加害者に請求しなければいけません。

 

 自分側に少しでも過失があった場合は、自分の保険会社が間に入ってくれて、相手と交渉してくれますが、全く過失がない場合は自分の保険会社は何もしてくれません。(というか、法律上相手と交渉することが出来ません。)相手がヤクザだろうが、不法入国者だろうが、自分ですべて交渉しなければいけなくなります。

 

 法律や保険のことがわからない一般の方が、相手との交渉を行うのは非常に大変です。結局は泣き寝入りしてしまうことが多いようです。

 

 そこで、お勧めしたいのが、自動車保険に弁護士特約をつけることです。これに入っていれば、自分側に全く過失がなくても、事故の際に弁護士が間に入って相手と交渉してくれます。

 

 弁護士の費用は全て保険会社が払ってくれますし、自分側に過失がなければ保険料が上がることもありません。特約料も年間で1000~2000円程度なので、次回自動車保険を更新する際に是非検討してください。

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