2013.7.29 カテゴリー|トリガーポイント注射
患者さんからよく聞かれる質問のひとつに
「〇〇はやってもいいですか?」
というものがあります。
中には非常に細かく「〇〇はいいですか、■■はどうですか?△△くらいならいいですか?」と聞いてくる方もいます。
僕の答えは、いつも同じです。
「〇〇をすると痛みが出ますか?痛みが出るならやらないでください。痛みが出ないならいくらやっても構いません。」
例えば、同じ腰痛でも痛みの原因になっている筋肉が、大腰筋か傍脊柱筋か、小臀筋か中臀筋かでは痛みが出る動作が全く違ってきます。
痛みが出る動作は、痛みの原因になっている筋肉に負担がかかっている動作です。このような動作を続けていると痛みは悪化します。
逆に、痛みが出ない動作は、原因になっている筋肉に負担がかからない動作です。いくらやっても構いません。
歩くと痛みが出る人は、なるべく歩かないようにしましょう。
走ると痛みが出る人は、なるべく走らないようにしましょう。
運転すると痛みが出る人は、なるべく運転を控えましょう。
痛みが出ることはなるべくやらないようにしましょう。
痛みが出ないことは、いくらやっても構いません。