2013.9.18 カテゴリー|湿潤療法
80代の女性
1か月前に千葉県の某病院で、左膝の人工膝関節置換術を受けてきました。
手術後、歩行は出来るようになりましたが、手術の創がズボンがこすれるだけでかなり痛くて困っていました。
創を見せてもらうと、創の表面や周囲に瘡蓋や垢がこびりついていました。
(画像はありません。撮り忘れました。)
この瘡蓋や垢がこすれていたいのだろうと診断し、その上からハイドロコロイドを貼ってあげました。
そしたらピタリと痛みが消えました。
2日後にハイドロコロイドを剥がすと、瘡蓋も垢もきれいにとれて、新しいきれいな皮膚が出てきました。
創の痛みもすっかりなくなっていました。
手術後は毎日、イソジンで消毒して、ガーゼで覆っていたようです。
そして、抜糸をした後はほったらかしだったようです。
手術をした先生は人工膝関節に関してはかなり有名な方のようです。
でも、創傷治療に関してはあまりお詳しくないようですね。