2014.10.06 カテゴリー|湿潤療法
60代の女性
仕事中にお吸い物が入った鍋にぶつかって、鍋の中のお吸い物が右腕にかかり受傷しました。
近所の皮膚科で、ソフラチュールとゲーベンとガーゼと油紙による治療を受けていましたが、娘さんがネットで調べた結果、当院を受診するようにすすめられ、受傷5日後に当院を受診されました。
受傷時の状態
上腕から肘、前腕にかけて深い2度の熱傷を認めました。
プラスモイストによる治療を行い、約1ヶ月後には皮膚が再生されました。
半年後の状態
ヤケドが深かった部分に色素沈着を認めますが、数年後にはほとんど目立たなくなると思います。