2015.6.29 カテゴリー|その他
当院の職員に喫煙者はいません。
今後も喫煙者を採用する予定はありません。
喫煙者を採用しない理由をすごくわかりやすく提示しているウェブサイトを見つけたので紹介します。
星野リゾート「あなたはたばこを吸いますか」
http://recruit.hoshinoresort.com/tobacco/index.html
要約すると
喫煙者はニコチンが切れると集中力が落ちるので作業効率が悪くなる
喫煙者のために喫煙スペースを設けるのは無駄で施設効率が悪くなる
喫煙者だけが喫煙のために休憩を取るのは、非喫煙者から見ると不公平であり職場環境が悪くなる
今後、喫煙者を採用しない企業が増えてくると思います。
学生諸君、たばこ吸っちゃダメだよ。
2015.6.26 カテゴリー|糖質制限
今月、米国のFDAがトランス脂肪酸の使用を禁止したというニュースが流れてきました。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0800L_Y3A101C1CR0000/
このニュースを知って、「こりゃ大変だ!日本もすぐに規制になくちゃダメじゃん!」と考え、その旨をこのブログに書こうかと思っていましたが、忙しくて書く暇がなくすごしていたら、今日こんな記事を読みました。
科学ジャーナリストによる米国と日本のトランス脂肪酸摂取事情についての詳細な記事です。すごく勉強になりました。
http://blogos.com/article/118823/?p=1
要点をまとめます。
1.FDAが規制したのは全てのトランス脂肪酸ではなく、トランス脂肪酸の主要な摂取源であるPHOsという物質である。
2.PHOsは心臓疾患の原因となることがわかっている
3.米国の死因1位は心疾患である
4.WHOはトランス脂肪酸の摂取量を総カロリーの1%未満にするように勧告している
5.米国のトランス脂肪酸摂取量は2003年時点で2.6%もあった
6.2010年時点では0.6%まで減ったが、摂取量が多い上位10%の人は1.2%もある
7.米国ではPHOsの規制により数千人の命が救われる可能性がある
8.日本のトランス脂肪酸摂取量は2012年時点で0.31%(PHOsは0.12%)
9.摂取量の多い上位5%でも0.73%しかない
10.日本は元々摂取量がかなり低いので、トランス脂肪酸を規制しても大きな効果が得られない
11.それより高血圧や高脂血症、糖尿病の予防に予算を使った方が大きな効果が得られる
そんなわけで、日本ではトランス脂肪酸の規制はあまり必要ないようです。(見当違いなことブログに書かなくて良かった)
アメリカ人に心疾患が多い理由は、トランス脂肪酸のとりすぎもあると思うけど、それより糖質のとりすぎだよね。あんなに太ってたら心臓の血管も詰まるって。
糖質制限すれば、心疾患だけじゃなく、高血圧も高脂血症も糖尿病も予防できるからね。
2015.6.19 カテゴリー|加圧トレーニング
18日は診療を休んで、加圧インストラクターの河原井と一緒に、東京へ加圧トレーニングの発明者である佐藤義昭先生のセミナーを受けに行きました。
加圧トレーニングによるダイエットがテーマでしたが、佐藤先生は非常にフランクな方なので、こんなことをぶっちゃけました。
「加圧トレーニングだけではなかなかやせません。やはりやせるには食事を制限することが大切です。おなかいっぱい食べていたらやせません。特に炭水化物を制限しましょう。」
ダイエットにはやはり糖質制限が大切みたいですね。
これから加圧トレーニングはFIFAやアジアオリンピック委員会、アメリカ軍、NASAなどが公式トレーニングとして取り入れられることになっています。日本国内より世界でどんどん広がっていくようです。当院でも世界基準の加圧トレーニングを導入できるよう、今後もセミナーなどに積極的に参加していきます。
2015.6.16 カテゴリー|湿潤療法
もうすぐ6歳の男の子
遊んでいて転んで顔面をすりむきました。自宅にあった抗生剤入りの軟膏を塗っていたけど、あまり良くならないので3日後に当院を受診しました。
瘡蓋をやさしく除去して、ハイドロコロイドを貼りました。
自宅でも1日1回ハイドロコロイドを交換してもらうようにしました。
1週間後には治りました。
2015.6.15 カテゴリー|湿潤療法
先日お問合せメールに返事を送りましたが、PCからのメールをブロックする設定になっているようで送信できませんでしたので、ここに返事を載せます。
携帯電話からお問合せのメールを送るときは、迷惑メール防止の設定を変更してもらえるとありがたいです。
6月11日に人差し指先端を1?程切断し、総合病院に搬送され縫合しました。その後の処置はガーゼに包帯で覆うものなんですが、綺麗に治るか不安です。そんな折、湿潤療法を知りまして御連絡させて頂きました。
今の指示された処置方法をやめて、湿潤療法に早めに切り替えた方が綺麗に治るのでしょうか?
お問合せありがとうございます。
キズを見てみないと何とも言えませんが、私だったら湿潤療法で治療します。
そのほうがうまく治せる可能性が高いからです。
にしぼり整形外科 院長 西堀靖広