2016.2.24 カテゴリー|その他
福島県の方言で「帯状疱疹」のことを「つづらご」といいます。
福島県で医者をやっていたころは、帯状疱疹の患者さんに「これはつづらごだよ」って伝えれば、「あ~つづらごけ。ンじゃ痛くてしゃあねぇな」ですんでました。
ところが、茨城県には帯状疱疹をあらわす方言がないため、「これは帯状疱疹です」と伝えます。そうすると「帯状疱疹ってなんですか?」という話から始まるので、「水疱瘡のウイルスが残っていて、神経に悪さをしてうんぬんかんぬん・・・」と説明する必要が出てきます。
福島のときは「つづらご」って伝えるだけですんで便利だったなぁ。方言って便利だなと思う今日この頃です。