2017.4.11 カテゴリー|骨折・捻挫の治療
バスケ部の中学生
バスケ中に突き指したといって当院を受診しました。
レントゲン上、小指中節骨近位骨幹部に骨折を認めました。
プライトン固定をしました。
「腫れが引いてきて緩くなって、指からプライトンが抜けてしまったら、また指輪のようにはめてね。」
と説明しました。
1週間後に再診したときに、患者さんの指にプライトンはついていませんでした。
理由をきたら、「いつの間にかなくなった」と悪びれもなく答えました。
開いた口がふさがりませんでした。
レントゲンを撮ったら、案の定、骨がずれていました。
けっこうずれていますが、まだ成長期なので自家矯正される可能性が高いので、このまま外固定しました。
骨折がずれないために外固定しているのだから、勝手に外したりしたらダメなことくらい、説明されなくてもわかると思うんだけどねぇ。