2012.10.25 カテゴリー|トリガーポイント注射
76歳の女性
2年前から、両ひざ痛があり、近くの整形外科で、温熱療法と薬の処方を受けていましたが、全然よくならないため、当院を受診しました。
レントゲン上、両ひざに変形性関節症を認めました。
触診で、右内側広筋に圧痛点を認めたので、圧痛点にトリガーポイント注射を行いました。
5日後に再診したさいには、膝の痛みはだいぶ良くなっていて、階段の上り下りができるようになったと喜んでいました。
膝の内側の痛みを訴えてくる患者さんのほとんどに、内側広筋の圧痛点を認めます。
レントゲン上の異常の有無にかかわらず、圧痛点にトリガーポイント注射をすると痛みが改善します。