2013.5.20 カテゴリー|糖質制限
72歳女性
9か月前から両下肢の皮膚潰瘍で当院に通院中の患者さんです。
初診時の血液検査で、ヘモグロビンA1C 6.8g/dl(正常値4.6~6.2)と軽い糖尿病が見つかりました。
ただちに、糖質制限を指導し、ジャヌビア(糖尿病治療薬)を処方しました。
3か月後 ヘモグロビンA1Cは、5.8g/dlまで低下しました。
半年後 ヘモグロビンA1Cは、5.3g/dlまで低下したので、ジャヌビアの内服を中止して、糖質制限のみ続けてもらいました。
9か月後の現在 ヘモグロビンA1Cは、5.6g/dlで、正常値を維持しています。
この間に体重も72㎏から65㎏に7㎏低下しました。
今思うと、ジャヌビアの内服は不要だったかな。
軽い糖尿病は糖質制限だけで良くなるようです。