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ウォーキングには転倒予防効果はあまりない

2013.6.24 カテゴリー|医療に関する迷信

足腰が弱ると、転倒しやすくなります。

転倒して、腰や股関節を骨折してしまい寝たきりになってしまう高齢者がたくさんいます。

 

転倒しないため、足腰を鍛えるために、ウォーキングをしてる方がたくさんいると思いますが、残念ながらウォーキングには転倒を予防する効果はあまりありません。

 

筋肉には、速筋遅筋の2種類の筋肉があります。

速筋は素早い動きをするための筋肉です。

遅筋はゆっくりとした動きをするための筋肉です。

 

何かに躓いてふらついたときは、素早く体を動かしてバランスを取らなければ、転んでしまいます。

その時、使われる筋肉は速筋です。

 

ウォーキングで鍛えられるのは遅筋だけです。

ウォーキングのような軽い負荷の運動を何時間やろうとも速筋を鍛えることは出来ません。

なので、ウォーキングには転倒予防効果があまりないのです。

 

速筋を鍛えるには、筋肉トレーニングが必要です。

 

当院で行っている加圧トレーニングなら、週1回15分程度の運動で、足腰の速筋を強化することが可能です。

 

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