2013.8.13 カテゴリー|骨折・捻挫の治療
81歳女性
3日前から、急に右臀部が痛くなったと、当院を受診しました。
触診をすると、右坐骨結節の周囲に圧痛を認めました。
若い人なら、右大臀筋のMPSと診断し、トリガーポイント注射で治療するところですが、高齢の女性なので念のため骨盤のレントゲンを撮りました。
わかりやすく示すと、こんな感じです。(青い線が骨折線です。)
テリボンの皮下注射を行い。なるべく安静にするように指示しました。
翌日には痛みがだいぶ楽になったようです。(そのため、安静が守れず、1週間後には痛みが悪化してしまいましたが・・・)
骨粗しょう症がある高齢女性の場合は、脆弱性骨折を疑って、レントゲンを撮ったほうがいいと思います。
関連ブログ
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