2015.1.14 カテゴリー|医療に関する迷信
今日はこのブログ記事の紹介
「医者が病気を作っている」
http://ameblo.jp/theyellowplanet/entry-11976541981.html
対馬には精神科医がいたから
精神疾患が多く当直医も悩まされ
上五島には精神科医がいなかった
から精神疾患が少なく当直医が楽
だったのです(+_+)
上五島に居た頃に「こんな時に精神科の先生が居てくれたらなぁ…」
なって思ったこと、一度もありませんもの!
こんな分かりやすい例が実在するのに、そこに居る間は
気付かなかったりするんです。
精神科に限らず、医者に病気のレッテルを貼られ
薬でホンモノの病気にされている人、結構多いでしょ…((+_+))
この先生のおっしゃっていることに全く同意します。
整形外科でも、椎間板ヘルニアとか半月板損傷とか、痛みと関係ない構造異常に対して手術を受けて、痛みが悪化したり、慢性化したりしてしまう患者さんがたくさんいます。
ヤケドや褥瘡に、イソジンやゲーベンを塗って余計悪化させるケースも「医者が病気を作っている」ことの一つじゃないかな。
スタチン系の高コレステロール血症薬を飲んでいるせいで、慢性の筋肉痛に悩まされている患者さんも、同様じゃないかな。
精神科でいえば、こどもがかんしゃくを起こしたり落ち着きがなくなったりしていのを、本当はお菓子などの糖質が高いものを食べすぎによる機能性低血糖の症状なのに、精神科で発達障害と診断されてしまい薬が出されて、そのせいで本物の精神病になっちゃうなんていうケースは、「医者が病気を作っている」の典型例ですね。
なんて、偉そうに書いておりますが、気がついていないだけで自分自身にも病気を作っている可能性があります。それを少しでも減らすために、自分の考えや常識にとらわれず、常に新しい考え方や方法を勉強し取り入れていきたいと思います。