2015.8.31 カテゴリー|その他
8月27日にポレポレホールで開催された笠間市薬剤師会勉強会で、MPS(筋筋膜性疼痛症候群)についての講演をしてきました。
MPSのついて簡単にわかりやすく説明して、トリガーポイントの見つけ方や、治療の仕方について話しました。ところどころで笑いも取れたので、おおむね好評だったようです。
講演後に、講演を聞いていた製薬会社の営業担当者から「ぜひ、先生のこの話を若い先生方(医師)にも聞かせてもらいたい。」と言われましたが、医師相手に講演するのはちょっと怖いですね。だって、俺の話は適当だから「EBMはあるのか」とか「根拠になる論文はあるのか」とか難しいこと聞かれても、ちゃんと答えられないし。それよりなにより、現在信じられている損傷モデル(骨や軟骨の異常が原因で痛みが出るという説)と真逆の話ですから、頭が固い医師に受け入れられずにブーイングが出るのが目に見えているからね。
薬剤師会の先生からは「ぜひ、市民公開講座などで一般市民に対して先生の話を聞かせてください」と言われました。まあ、こっちは市民が相手ですから、難しい質問をされたりブーイングを受けたりすることはないでしょうけど、話を聞いた市民が当院に押し寄せてきて、ゆっくり診察する時間が無くなっちゃうのもちょっと嫌だな。なんちゃって。