2016.4.18 カテゴリー|湿潤療法
時々、患者さんから「手がきれい」とほめられます。
手がきれいな理由を聞かれたときはこう答えます。
「生まれてから一度もハンドクリームを塗っていないからです。」
ハンドクリームには界面活性剤が入っています。
界面活性剤はつるつるしているので、塗った直後はすべすべになりますが、皮膚の水分を吸収してしまうので、時間が経つと皮膚は余計乾燥してがさがさになります。
ハンドクリームを塗れば塗るほど、手荒れはひどくなるのです。
手あればひどい人はハンドクリームではなく、ワセリンを塗りましょう。馬油やラードもいいですよ。