2017.7.21 カテゴリー|湿潤療法
昨日、水戸プラザホテルで行われた特別講演を聴いてきました。
日本の手外科の重鎮であられる琉球大学整形外科教授 金谷文則先生が講師でした。
演題は「四肢外傷の治療ー最近のトピックス」でした。
その講演の一番最初に、金谷先生から湿潤療法の紹介がありました。
「すべて夏井先生の本に書いてあることですが・・」と前置きしてから湿潤療法のやり方やなぜ創が早く治るかについて説明してくれました。
夏井先生が「新しい創傷治療」のサイトを立ち上げてから約15年
最初は私のような新しい物好きの変わり者しかやってなかった湿潤療法を、とうとう影響力のある大学教授が紹介する時代になりました。
つまり、パラダイムシフトが起きて湿潤療法が標準治療になったということです。
いまだに消毒してガーゼを当てている医者は、勉強不足の藪医者ということです。