2017.11.07 カテゴリー|トリガーポイント注射
10年前から左臀部から太もものしびれがありました。
1年前に某整形外科を受診して、レントゲンやMRIの検査を受け「異常なし」と診断され、「気の持ちようだ」と言われました。
治療は特になかったようです。
1ヶ月くらい前から腰痛も出現して、当院を受診しました。
下図の部位にトリガーポイント注射を打って、サインバルタを処方しました。
1回目の注射でだいぶ良くなりました。
2回目の注射でかなり良くなり、表情も明るくなりました。
このブログにも何度も書きましたが、慢性痛は「気の持ちよう」であることは間違いありません。
でも「気の持ちよう」だから、何も治療せず自分で何とかしろというのは間違いです。
トリガーポイント注射をして、適切な薬を処方して、一時的にでも痛みを取り、患者さんに希望を持たせるのが医者の仕事だと思います。