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2024.06.11 カテゴリー|その他
先月、「高校生一人で受診させてもいいですか?」と問い合わせがありました。
私の返事は 「全然OKだよ。大歓迎だよ。」です。
はっきり言って、病室まで入ってくる過干渉な親は、診察の邪魔になりますから。
今回も松本道明@michiaki_m先生からアドバイスをもらいました。
当院では待合室に「学生さん、診察室にはおひとりで」というチラシを置いてます
本人にたずねてもお母さんの顔をチラチラみるだけで何も喋ってくれない学生さんが多いことを悲観してのこと。
チラシをみた方の半分くらいの方は1人で入ってくれるようになります。
もちろん病名などはメモに書いて渡しますし、レントゲン検査の結果を伝えるときは親御さんを呼びいれます。じゃないと診察終わったあとに親御さんがもう一度説明を聞きたいと入って来られ二度手間になるためです。
よいアドバイスをもらったので、当院も張り紙をすることにしました。
効果てきめんで、一人で診察室に入ってくる学生さんが増えました。
保護者が一緒に入ってきても勝手に先にしゃべり始める保護者が減りました。
中学生や高校生くらいだと、親の前だけ生意気な態度をとる子がけっこういるんです。
私はそれほど人間が出来てないので、生意気な態度をとられるとすぐにぶち切れて親の前でも怒鳴ったりしちゃうので、世界平和のために「学生さん、診察室にはおひとりで」
2024.06.10 カテゴリー|トリガーポイント入門, トリガーポイント注射
トリガーポイント注射が効かない患者さんもいます。
以前はそういう患者さんによくよく症状を聞いていました。そうするとたいてい少しはよくなっているんです。
そんなときは患者さんに「痛みは脳で感じるので、考え方次第で大きく変わります。例えば、痛みが10%くらいよくなった場合、お陰様で少しよくなったと喜べる人はそのあとどんどんよくなりますが、まだ90%も痛いから良くなってないと落ち込む人は、いつまで経ってもよくなりません。良くなったところを探して前向きに治療を受けましょう。」と絵やグラフも描いたりして時間をかけて説明してました。
でも、そういう患者さんはたいていこの説明に納得してくれないから、ほとんどはそれきり来なくなるんです。 時間をかけての説明は無駄に終わることがほとんどでした。
中にはGoogleレビューに「持論を展開するばかりでひとつもよくならない」と悪口を書く人もいます。
そもそも、良くなった症状を喜べるか、残っている症状で悲しむかは生まれ持っての性格の問題だから、私が10分くらいかけて説明したって、変わらないですよ。やっとそのことに気がつきました。
なので、最近は「3回トリガーポイント注射しても効果を実感できない人は、治療が合ってないので、残念ですが私には治せません。」と説明してます。 冷たいようですが、お互いの時間と医療費を無駄にするよりはよいと、その分の時間を私の治療で良くなる患者さんに当てた方が良いと考えてます。
これが私のやり方なので、批判は受け付けません。
2024.05.27 カテゴリー|その他, 医療に関する迷信
前回のブログと同じ内容にツイートに対して、滋賀の松本先生が以下のように返信をくれました。
松本道明@michiaki_m
その一方でレントゲン、MRIをとってもらわないと「ちゃんとみてもらってない」と思い込んでおられる方もかなりおられますよね😅
シップもトリガーポイントにうまく貼ると筋痛症対策にはなりますよね😉
そしたら先日、正真正銘の「検査しないとちゃんと診てもらってない」系患者がきました。
触診して、母指の腱鞘炎と診断して「痛み止めの内服とストレッチで良くならなかったら注射しましょう。」て説明して帰したら、あとからもう一度来て「触診だけで診断できるはずがない、ちゃんと検査してもらいたいから別の病院に紹介状を書いてほしい。」と言われました。
仕方がないので、相手が泣くくらいの正論責めをしてから紹介状を書いてあげました。
松本先生から再度返信をいただきました。
松本道明@michiaki_m
ご苦労さまです🙇♂️こういう患者さんに遭遇すると、どっと疲れる上に、むなしくなるので、最近は問診票に「検査を希望されますか?」という一文をいれてフィルターかけてます🤣口コミできてくださる患者さんの多くは「検査をするかどうかは先生におまかせ」に○をつけてくださる方です😉
なるほどです。
最近の新患さんは、私の治療方針を理解している患者さんの紹介やblogやTwitterのファンばかりだったので、油断してました。
疲れました。虚しくなりました。
ただ、当院の場合は、平日などは患者さんが問診票を書き終わる前に順番が来ちゃうので、日曜日などの超混雑時しか問診票を書いてもらってないんですよね。
松本先生も同じだと思うけど、本人が希望しても不必要な検査はしない主義なので、とにかく検査してほしい患者さんは最初から他所のクリニックに行って欲しいよ。
ちなみに、松本先生はトリガーポイント注射もしてるし、湿潤療法もしてるし、ゴルフもしてるし、AIBOも飼っているしで、非常に私と共通点の多い先生です。密かに兄貴と思って慕っているのであります。
2024.05.27 カテゴリー|トリガーポイント注射
先日のコンペでご一緒した社長さん。
片方の首から背中から腕にかけて痛みとしびれがあるのですが、看護師の奥さんから「整形外科はレントゲン撮って湿布が出るだけだからかかっても無駄。」と言われてるので、整骨院に通っているそうです。
触診させてもらったら棘下筋の筋痛症でした。
整骨院でもそう言われているそうです。
筋痛症を知らない整形外科から筋痛症を知っている整骨院に患者が流れてしまうのは仕方がないことですね。
MRIが登場してから整形外科はどんどん間違った方にすすんでいる気がします。(骨折や外傷の治療を除く)
私が整形外科医になりたての頃のベテラン整形外科医は、触診して「ばあちゃん、これは筋の痛みだよ。痛い筋に注射してやっかんな。」と説明して、局所麻酔薬を筋肉の圧痛部に注射していました。
ところが、MRIが登場したことにより、今までみつけられなかった構造上の異常が見つけられるようになりました。人間は誰しも見えないものよりも見えるものに信じたくなるものです。
痛みと関係ない構造上の異常を見つけて、それが原因だと決めつけるようになりました。(椎間板ヘルニア、半月板損傷、腱板損傷、関節唇損傷など)
そして目に見えない筋の痛み(筋痛症)は、その存在さえ忘れされてしまいました。
結果、整形外科医は「レントゲンと撮って湿布を出すだけだからかかっても無駄」な存在になってしまいました。
嘆かわしいことです。
2024.05.13 カテゴリー|トリガーポイント入門, トリガーポイント注射
寝違えは、棘下筋の筋痛症です。
棘下筋にトリガーポイント注射をすれば治ります。
マッサージをしたり温めたりしても良くなります。
棘下筋にトリガーポイントができると、首が動かせなくなったり、腕がしびれたりします。
理由はわかりません。
人体なんてわからないことばかりです。
日本整形外科学会のウェブサイトの寝違えについてページでは、棘下筋について一言も触れておらず、見当違いで意味不明瞭な説明に終始しています。
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/sprained_neck.html
整形外科医は、運動器の専門と自称しながら筋肉を診れないので、画像所見で骨や軟骨や靱帯などに異常がないと診断が出来ません。
だから、寝違えや肩こり、ぎっくり腰などのありふれた病気なのに画像所見に異常がない疾患については、説明も治療もうまく出来ないのです。
わからないのに、わかったつもりでいる偉い先生が書いたガイドラインより、目の前の患者に起きている現象と自分の経験のほうが大切だと、私なんかはそう思います。
2024.05.13 カテゴリー|トリガーポイント入門, トリガーポイント注射
みんながよく言ってる坐骨神経痛。
そんなのねえから。
ほとんどが中殿筋や小殿筋の筋痛症だよ。
例えるなら「けつこり」。
小殿筋にトリガーポイントが出来ると、おしりから太ももとふくらはぎの外側にかけて痛みとしびれがでます。
中殿筋にトリガーポイントが出来ると、おしりから太ももとふくらはぎの後ろ側にかけて痛みとしびれがでます。
坐骨神経の走行に沿って痛みが出るので坐骨神経痛と言いますが、坐骨神経が痛くなっているわけじゃありません。
本当の神経痛なんて、帯状疱疹後神経痛以外ほとんどありません。
皆さんが神経痛だと思っている痛みのほとんどが、筋肉に出来たトリガーポイントが原因の筋痛症なのです。
だからトリガーポイント注射をすれば良くなります。
トリガーポイント注射以外でも、マッサージをしたり温めたりすれば筋肉のこりがほぐれて良くなります。
遠すぎて当院に通えない患者さんは、筋痛症のことが全然わかってない画像診断して薬を出すだけの整形外科にかかるより、筋痛症の勉強をしていて患部を直接治療してくれる接骨院に行ったほうが良くなる可能性が高いと思います。
2024.04.23 カテゴリー|新型コロナ
新型コロナワクチン接種後死亡 遺族らが国に賠償求め提訴(NHK)
新型コロナワクチンの接種後に死亡した人の遺族など、合わせて13人が国に対し「副反応などのマイナス情報を広報せずに被害を広げた」として、合わせて9100万円余りの賠償を求める訴えを起こしました。
17日、東京地方裁判所に訴えを起こしたのは、ワクチンの接種後、死亡した8人の遺族と健康被害を受けた5人の合わせて13人で、いずれも予防接種法に基づく国の健康被害救済制度で「因果関係が否定できない」として、死亡一時金などが支給されています。
訴状によりますと、原告は、国はワクチンの接種を勧めるために、あらゆるメディアを使って広報した一方、医療機関から上げられる副反応の報告については広報せず、ワクチンの危険性を知ることができなかったと主張しています。
また、コロナワクチンの健康被害に苦しむ人のための専門外来を積極的に設けるなどの対策を十分に取らなかったと主張して、慰謝料や一部の原告に支給されなかった死亡給付金など、合わせて9100万円余りの賠償を求めています。
原告の1人で、夫がワクチン接種の2日後に死亡した河野明樹子さんは、提訴後に開いた会見で「国はワクチンによって、ばく大な被害が出ていることをスルーし、危険性は国民に共有されなかった。マスコミも情報を流さず、被害を小さく見せている。夫は無念だったと思う。国には責任を取ってほしい」と話していました。
提訴について、厚生労働省は「現時点で訴状を受け取っておらず、詳細を把握していないためコメントを差し控えたい」としています。
官房長官は、午後の記者会見で「訴状が届いていないためコメントは差し控えるが、新型コロナワクチンに限らず、ワクチンには一般的に有効性のみならず、不可避的に生じるリスクがあること、健康被害については、予防接種法に基づく健康被害救済制度があることなどについて周知を行っていると承知している」と述べました。
新型コロナワクチンは今までのワクチンと全く違う技術で作られたmRNA製剤です。世界中が新型コロナパニックになっていたので、長期の安全性も有効性も確認されないまま緊急承認されました。最初の武漢株で死亡リスクが高かった高齢者や持病のある成人だけは最初の2回を受けても良かったかもしれませんが、死亡リスクがほとんどなかった健康な成人や若者や子供は受ける必要がありませんでした。私は健康な成人なので受けませんでした。
コロナワクチンの危険性について当初から問題視している人たちは私も含めてそれなりにいましたが、デマや陰謀論の扱いをされました。そして「2億回打っても死んだ人は1人もいない」(河野大臣)とか「心筋炎はかかっても軽症ですぐに治る」(山中教授)などと喧伝して、「老人のために若者もコロナワクチンを打ちましょう。(思いやりワクチン)」などのキャッチフレーズで本来打つ必要がなかった若者や子供にまでワクチンを薦めました。でも今から振り返れば、全部嘘でした。デマを言っていたのは政府のほうだったのです。
コロナワクチン健康被害救済制度での累計の死亡認定数は今年の3月19日の時点で523名です。この中には本来打つ必要がなかった中学生や小学生も含まれています。
コロナワクチンの危険性について周知徹底しなかった政府にはもちろん責任がありますが、その情報をそのまま流したマスコミにも、接種前にリスクについてきちんと説明しなかった医師にも責任があります。
政府に認定された523人以外に、手続きが煩雑なため救済制度に申請してない人もたくさんいるだろうし、自分の体調不良や身内の急死をコロナワクチンのせいだと気がつていない人もたくさんいると思います。これらの人たちを含めれば被害者の数は数万から数十万に膨れ上がる可能性があります。コロナワクチンによる健康被害は、史上最悪の薬害事件なのです。
2024.04.16 カテゴリー|トリガーポイント注射
昨年度のネオビタカイン注シリンジ5mLの使用量が、全国4位でした。
ネオビタカイン注シリンジ5mLはトリガーポイント注射専用の局所麻酔薬です。
大げさに言えば、全国で4番目にトリガーポイント注射をしているということです。
ちなみに当院より上位の医療機関には複数の医師がいるようなので、一人でトリガーポイント注射をしている数では全国一位かもしれません。
ゴルフでも何でも、たまにやる人より毎日のようにたくさんやっている人のほうが上手でしょ。
なのでトリガーポイント注射には自信があります。
2024.04.02 カテゴリー|医療に関する迷信
小林製薬の紅麹コレステヘルプによる健康被害が指摘されて厚労省が小林製薬の工場に立ち入り検査したりして、毎日のようにマスコミが大騒ぎしてます。
でもね、そもそもコレステロールなんて下げる必要ないんだよ。
詳しくはこちらのブログを参照ください。
コレステロールは下げる必要ない
https://nishibori-seikei.com/blog/2015/02/post-479.html
紅麹コレステヘルプからプベルル酸という物質が見つかって原因物質のように報道されていますが、NHKのニュースに出てる専門家さまは「私は毒物の専門家ですがプベルル酸という物質は、初めて聞きました。」とおっしゃってました。
じゃあ毒じゃないんじゃね。本当に紅麹のせいなのげ?
見当違いの因縁だったら誰が責任取るの?
最初に紅麹が健康被害を起こしていると指摘した教授様が責任取るの?
ちなみにこの教授さま、多くの製薬会社から毎年のように億単位の謝礼をもらっていますが、小林製薬からはもらってません。
サンデージャポンでは、小林製薬”紅麹”の健康被害問題について東京工科大学名誉教授の今井伸二郎さんが「全くこれは一種の風評被害に近いと思っている。何百年という期間、食べられていたものであって、そういった報告が一切ないという事は食べ過ぎていなければ基本起こらない」とおっしゃってます。
大学内や学会内の政争から退いた名誉教授は、公平な事実を語ってくれます。
製薬会社から億単位の金をもらっている教授が、公平な事実を語ってると信じるほうが、どうかしてると思います。
コレステロールを下げる薬と言えばスタチン系薬剤なのですが、紅麹コレステヘルプの主成分はこのスタチンとほぼ同一のものです。だからコレステロール値が下がるのです。
そのスタチンですが、いろいろと問題がある薬です。
詳しくはわがつちお先生のブログをご参照ください。
https://wagadoki.online/cholesterol/statin-poison/
特に注目すべきなのは、「高用量のスタチンを処方した場合、急性腎障害による入院率が上昇するとの報告がある」という部分です。
紅麹コレステヘルプを飲んでいた患者さんは医者からコレステロール値が高いと指摘されていたから飲んでいたのですよね。
もしかしたら、医師が処方するスタチン系薬剤とはべつに、もっとコレステロール値を下げようと思って紅麹コレステヘルプを飲んでいたのではないでしょうか?
スタチン系薬剤とほぼスタチンの紅麹コレステヘルプの併用で急性腎不全を起こした。 私はこれが真相だと思っています。
だとすると真犯人は誰でしょうか?
紅麹コレステヘルプの説明書にスタチン系薬剤との併用禁忌と書いてなかった小林製薬にも責任はありますが、本当の悪玉は製薬会社に支配された医療業界です。
スタチン系薬剤を売るために、本来は下げる必要がないコレステロールを悪玉に仕立て上げ、無意味な基準を設けて、それより数値が高い健康な人をを病人であるように思わせて、下げないと心筋梗塞になると脅し、有害無益な薬を飲ませる。
製薬会社も医者も丸儲け、その影に薬の副作用で苦しむ人がいて、高額な健康保険料を巻き上げられている現役世代がいるのです。
テレビやマスコミは広告主である製薬会社の味方です。厚労省も天下り先である製薬会社の味方です。情報はそういう目で見ないとダメです。
ちなみに小林製薬は厚労省からの天下りを一切受け付けていないそうです。
2024.03.11 カテゴリー|加圧トレーニング
当院は2,007年6月に開業してから2019年3月まで加圧トレーニングを実施していました。
加圧インストラクターの退職に伴い加圧トレーニングをやめたのですが、今考えるとやめて良かったなと思うことが多々あります。
はじめに断っておきますが、加圧トレーニング自体は非常に効果が高いトレーニング方法であることは間違いありません。
加圧トレーニングをやめて良かったことその①
加圧ジャパンがうさんくさい
加圧ジャパンは加圧トレーニングの発明者の佐藤義昭氏が代表をつとめる加圧トレーニングを管理統括する会社です。
加圧ジャパンのうさんくささについてはこのサイトに詳しく載っていますのでご参照ください。
加圧トレーニングの問題
https://hiroshimagic.com/kaatsu/
私は開業前に加圧ジャパンに受講料400万円払って、加圧統括指導者という資格を取りました。
この加圧統括指導者は、加圧インストラクターを養成する資格を有していて、同時に加圧ジャパン茨城県支部長に任命されました。(支部長といっても特に仕事はありませんでした。)
それが、いつの間にか勝手に加圧スペシャルインストラクターに資格変更されて、加圧インストラクターを養成する資格を失いました。
加圧インストラクターを養成資格を再度得るためには、スリランカにあるといわれている実在不明の加圧国際大学で講習を受けてきて講師にさらに100万円以上の受講料を払って講義を5回受ける必要がありました。
そんな時間もお金ももったいなかったので講義は受けなかったら平の加圧インストラクターになってしまいました。
資格変更に関する相談もなく、もちろん受講料の返金もありませんでした。
加圧ジャパンに対する不信感は頂点に達していましたが、トラブルを避けるために泣き寝入りしていました。
とにかく加圧ジャパンはうさんくさかったです。
加圧トレーニングをやめて良かったことその②
加圧トレーニングのブームが終わっていた
当院が開業した2007年の頃は、タレントのヒロミさんなどがテレビでしきりに加圧トレーニングのアピールをしたたので、加圧トレーニング希望のお客さんがたくさん来ました。
しかし、加圧トレーニングはその効果の高さと裏腹にそれほど広がりませんでした。それには加圧ジャパンのうさんくささも関係していると思います。
徐々に加圧トレーニングをする人が減っていって、加圧インストラクターの人件費と加圧ジャパンに上納する高額な資格料を考えるとほとんど利益が出ない状態になっていました。
加圧トレーニングをやめて良かったことその③
コロナ騒動が起きた
2,019年3月に加圧トレーニングをやめてから1年もしない2,020年1月にコロナ騒動が始まりました。
コロナ騒動のはじめの頃にクラスター源としてスポーツジムが悪者にされたことを覚えているでしょうか?
もし加圧トレーニングを続けていたら、加圧トレーニングをやめちゃう人がたくさんいたでしょうし、風評被害で一般の患者さんも減っていたかもしれません。
加圧トレーニングをやめて良かったことその④
患者さんが増えた
加圧トレーニングをやめた後くらいから患者さんがどんどん増えていきました。
患者さんが増えたことと加圧トレーニングをやめたことは関係ないと思います。
開業から10年経って私の治療方針を信頼してくれる患者さんが増えたこと。コロナ騒動がきっかけでTwitterのフォロワーが増えたこと等が理由だと思います。
患者さんが増えたおかげで日曜日などは駐車場がいっぱいです。加圧トレーニングは予約制でやっていましたが、とても予約時間どおりに対応することが出来ない状態になっていたと思います。
結果、加圧トレーニングのお客さんにも一般の患者さんにも迷惑をかけていたことでしょう。
念を押しますが、加圧トレーニング自体は素晴らしいトレーニング方法です。
私自身が加圧トレーニングをすることで1年間で10kgのダイエットに成功しました。
また加圧トレーニングが開業当初の集客に非常に役に立ったことも間違いありません。
それでも、当院にとってはベストのタイミングで加圧トレーニングをやめられたなと思っています。