HOME > 院長BLOG

院長BLOG

ドクトルぼりぼりタイ旅行記①

2025.05.22 カテゴリー|その他

5月2~3日

ゴールデンウィークを利用してタイにゴルフをしに行きました。

5月2日の夜に車で出発し、江戸川区にあるKさんの事務所の駐車場に車を駐めさせてもらいました。

夜はKさんの案内でお寿司屋さんに行きました。

東京で回ってないお寿司を食べるの初めてかも。

めちゃくちゃうまかった。

そのまま新小岩駅前のホテルに泊まって、翌日の早朝にKさんの奥さんに羽田空港第3ターミナルに送っていただきました。

保安検査場を無事通過して、搭乗するまでANAのラウンジで過ごしました。

ラウンジに入ることも人生初です。

それもそのはずです。

海外旅行は新人のころに医局旅行で行ったソウル以来30年ぶりなんですから。

飲み放題だからビールを3杯も飲んじゃった。

タイ航空機に搭乗。

奮発してビジネスクラスです。

フルフラットシートは快適、快適。

タイ航空の場合、日本語の映画がほとんどないことが残念。

仕方が無いから「がんばっていきまっしょい」というボート部の女子高生のアニメをみました。

挫折を味わって無気力になった女子高生が、周りにひっぱられてボートをがんばっているうちに前向きになるというベタな内容だったけどけっこう感動しちゃった。

映画を見終わった後はシートを倒して爆睡。

機内食は、量が多すぎで味もいまいち。

そうこうしているうちにタイの領空に着きました。

バンコク周辺は平ら、真っ平ら。

関東平野なんて目じゃないよね。

平らな地面に、きれいに区画された畑や田んぼが永遠に続いている。

これだけ平らならインフラ整備も楽だよね。

平均年齢も38歳前後と日本の48.6歳より断然若いし、これからどんどん発展していくんだろうな。

つづく

救急外来で皮膚縫合してもらったら早めに外科や整形外科のクリニックを受診しましょう。

2025.05.20 カテゴリー|その他の治療について

先日来た患者さんのお話です。

30代の男性

階段から転落して後頭部を7㎝くらい切って、某救急外来を受診して研修医に、止血のために無麻酔で電気メスで創内部をジュージュー焼かれ、そのまま無麻酔でステープラで縫合を受けたそうです。

処置に2時間以上かかり、その間地獄のような痛みだったそうです。

1週間後、創から膿が出るし微熱が続いているので当院を受診しました。

ステープラは2㎜間隔で刺さっており抜鉤に時間がかかりました。

ステープラを外すと創がぱっくりと開き、中から膿と焦げた壊死組織が大量に出てきました。

局所麻酔をかけ、膿と壊死組織を除去しました。

壊死組織を除くとまた出血してきましたが、皮膚をナイロン糸でしっかりと真皮ごと縫合することで止血できました。

 

患者さんがなぜこんな目に遭ったかというと、「頭部裂創は無麻酔でステープラ縫合するものだ」という決めつけが研修医の頭にあったからです。

頭部の皮膚は血流がいいので頭部裂創はすごく出血します。

でも皮膚をきちんと縫えば出血は止まります。

局所麻酔をしないから痛みで血圧が上がり余計止血できなくなった。

あんなに深い創がステープラ縫合でくっつくわけない。

あんなに細かくステープラを刺したら血流が悪くなって余計くっつかなくなる。

研修医には経験も知識も無いから知らないのは仕方ないですが、そこは上級医がフォローしてあげないと患者さんがかわいそうです。

一番問題なのは、自分が縫った創のその後を研修医がみられないことです。

自分が縫った創がこんなことになっていたら、そうとうショックを受けて勉強し直すと思うのですが、縫いっぱなしじゃわからない。

こういうことがあるので、救急外来で皮膚縫合してもらったときは、念のため早めに外科や整形外科のクリニックを受診しましょう。

貧乏でもいいから医者になりたいという奇特な人以外は医学部を目指さない方がいいよ

2025.05.12 カテゴリー|その他

保健医療は診療行為に対して初診料が282点、再診料が75点など患者さんに請求できる点数が決まっています。

現在は、健康保険は1点10円、労災や交通事故では1点12円で計算されています。

財務省は4月23日の財政制度等審議会財政制度分科会に、2026年度診療報酬改定について、「診療所過剰地域」に関して「10円からβ(ベータ)円引き下げる」と提案しています。

β円がいくらになるかは、公表されていませんが、8円くらいだろうというのがネット界隈での予想です。

同じ仕事をしているのに売り上げを2割も減らされるのですから、都心の高い家賃と人件費で運営している診療所はかなりのダメージを受けるはずです。

破綻寸前の健康保険制度を少しでも維持するために、都心のような診療所過剰地域の診療所を潰す。

というのが財務省の方針なわけです。

 

俺は医療過疎地で開業してるから関係ないですけどね。

茨城県は人口あたりの医師数がビリから2位です。

ちなみにダントツビリは埼玉県です。

競合が少ない埼玉県を避けて、わざわざ都心で開業する理由が俺にはわかりません。

茨城県民にとってはどっちも大都会だもんね。

この件でもわかると思うけど、健康保険は破綻寸前で、医者はオワコンなんです。

医師免許さえあれば、仕事が出来ないやつでも食べていける時代は終わりました。

理系の優秀な学生は医学部なんか行かないで、原子力とか次世代エネルギーとか未来を変えることができる分野に進んでほしいです。

 

俺は小中高大学と全部公立だし、学習塾も通ったことないし、家庭教師もつけたことないし、予備校も高三の夏休みの夏期講習だけです。

今風にいうと無課金医師です。

知人の知人のお子さんは、医学部に入るために、塾に3か所も通ってるんだってさ。

大変だねえ。

勉強の合間にちょっと調べれば、医療はオワコンだって、わかるのにねえ。

その努力は金銭的には報われない可能性が高いよねえ。

貧乏でもいいから医者になりたいという奇特な人以外は医学部を目指さない方がいいよ。

いや、マジで。

コロナワクチンが毒だったって、みんな薄々気がついてるでしょ。

2025.04.24 カテゴリー|新型コロナ

医者がコロナワクチンの副作用を認めたくないのは、あんな毒を盲目的に推進してしまったことに薄々気がついてるからなんだよね。
認めたくないんだよ。
自分が権威に従うだけの愚か者だったてことをさ。
自分が他人より頭がいいことだけが唯一のアイデンティティだからね。
本当は、テスト勉強が得意なだけで、頭がいいわけじゃないのにね。

 

コロナワクチンに批判的なコメントを書いても、クソリプがほとんどつかなくなったな。

あの頃に俺たちをネットリンチしていた奴らはどこに消えたんだろう。

もしかしてワクチンの副作用でこの世から消えた。(ブラックジョーク)

 

俺たちをネットリンチしていたクラスタが黙り込んでいるのは、毒を盲目的に打ってしまったことに薄々気がついてるからなんだよね。
認めたくないんだよ。
自分が権威に従うだけの愚か者だったてことをさ。
多数派にいるってだけで調子に乗っていたサルだったてことをさ。

高齢者と生まれたての赤ちゃんの命の重さが同じなわけない

2025.04.11 カテゴリー|新型コロナ

Twitterでアンケートをとってみました。
フォロワーバイアスかかりまくりのアンケートなのに1割以上も「老い先短い高齢者と生まれたての赤ちゃんの命の重さは同じ」と答える人がいてビックリ!
そんなわけねえだろ。
すでに人生をやりきった高齢者と、これから輝かしい人生が始まる赤ちゃんの命の重さが同じなわけない。
でもね、コロナ騒動の時に、死にかけの高齢者をコロナに感染させないために、若者や子供には必要がなかったワクチンを打ってそのうちの何人かが亡くなりました。
高齢者のために子供や若者が犠牲になったのです。
現在は「若者や子供よりも高齢者の命の方が重い」という生き物として明らかに間違っている価値観が蔓延しているのです。
結局コロナワクチンには感染予防効果はなく、重症化予防効果しかなかったわけで、(重症化予防効果も本当にあるかどうかも怪しいけど、そこは置いといて)、元々ほとんど重症化しない子供や若者へのコロナワクチン接種は不必要でした。
さらに言えば、休校や修学旅行などのイベントの中止、黙食、マスク強制などのコロナ対策も全部意味なかったから、国を挙げて高齢者のためという名目で、若者や子供たちを虐待しただけだからね。

日本でエボラ出血熱のパンデミックはおきないよ

2025.03.24 カテゴリー|医療に関する迷信

 エボラ出血熱が日本で流行ったらどうのこうのというツイートが流れてきたけど、感染経路が接触感染のみで致死率が極めて高いエボラ出血熱が、新型コロナのようなパンデミックを起こすことはありません。
 エボラ出血熱のような致死率が高い感染症は、一般の医者には対応できません。 それこそ、大学病院の感染症専門医さまの出番です。
 ただ、この感染症専門医さまたちが、空気感染で致死率が低いコロナウイルスを、まるでエボラウイルスかのように扱ったことが、問題なのです。
 でね。こういうことを言うと必ず、「でも、日本でエボラ出血熱のパンデミックがおきる可能性はゼロではないですよね?」と聞いてくる人がいます。
 そのような質問に対する私の回答は以下の通りです。
「もちろん可能性はゼロではありません。明日のゴルフで、私がショートホール全部でホールインワンを達成する可能性もゼロじゃないですからね。1日に4回ホールインワンをしたら、ホールインワン保険も4回分出るのかな?とても心配です。」
 ほとんど起こらないことを起こると想定して不安になるほど馬鹿馬鹿しいことはありません。
 人生はあっという間なので、そんな馬鹿馬鹿しいことに時間を費やしている暇はありません。

ウォーキングより筋トレやグランドゴルフをおすすめします。

2025.03.14 カテゴリー|医療に関する迷信

整形外科だからウォーキングのやり過ぎで、膝や股関節や足を痛めた患者さんをたくさん見てます。

そのほとんどの患者さんが、内科医からウォーキングをするように指導されています。

ウォーキングなんてダイエットにも筋力強化にもほとんど効果ないのになんで奨めるんだろう。

ウォーキングより筋トレした方が絶対にいいのにね。

スクワットだけでも全然違うのに。

筋肉は裏切らない。

 

ウォーキングに全く効果がないと言っているわけじゃありません。

景色を眺めながら日光に当たることによるでビタミンD活性化して免疫や骨やメンタルによい影響が期待できるでしょう。

それでも、足腰を痛めてまでやる意味はないです。

特に、暗い時間にウォーキングしている人は、日光にも当たらないし、危険だし、マジでやめてほしいです。

 

筋トレが苦手なら、ゴルフとかグランドゴルフとかパークゴルフとかバードゴルフとかがいいよね。

かなり歩くし、ショットの時に速筋も使うし、日光に当たれるし、同伴者と会話することでボケ防止になる。

一人で歩くより100倍は体にいいと思います。

人間ドッグなんて受ける気さらさらないのよ

2025.03.14 カテゴリー|医療に関する迷信

以下の記事を読んでください。

中尾ミエ 驚きの「やめたら幸せになったこと」にスタジオ仰天 「人生終わりは来るんだから」

https://news.yahoo.co.jp/articles/afe9e969f931ef767b913bb1d1f4132c03fe3a85

「健康診断をやめた」
「だってさあ、どんなに健康診断ってやったって、人生終わりは来るんだから」
「自分で日頃から気遣って、それでも病気になったら、それはもう納得いくじゃない」
「思ったの、もうすぐ80歳でしょう。それは病気になったってしょうがない。そうなったらもう何もしない。で自然に枯れていくのを待つということにしたの」
病気になっても「それは受け入れられると思う。いよいよその時が来たかって思えると思う。そうやって生きていかないとさあ。人生をびくびくしながら生きてるって嫌じゃない」

 

俺も中尾ミエさんの意見に大賛成なわけよ。
だから人間ドッグなんて受ける気さらさらないのよ。
保健所がうるさいから年に1回だけ血液検査してるけどね。

慢性疼痛の治療はほぼ呪術

2025.03.13 カテゴリー|トリガーポイント注射, 医療に関する迷信

慢性疼痛の治療の9割はプラセボ効果だと思っています。
プラセボ効果をいかに引き出すかが、慢性疼痛の治療のツボだと思います。

そういう意味では、慢性疼痛の治療はほぼ呪術みたいなものです。

呪術だからこそ信頼関係が大切で、この患者さんは最初からこっちを疑っているなとか、開業医ごときと見下してるなとか、人の話ひとつも聞かないなとかと感じた時は、つっこんだ説明や治療はしないです。
時間とエネルギーの無駄なので。

あと、何があっても絶対前向きなこと言わない患者さんも俺には治せないよね。

逆に知人から「にしぼり整形外科に行って注射してもらえばすぐ治る。」と言われてきた人は、最初から信頼関係が出来ているので、プラセボ効果も抜群です。

関節リウマチの患者さんは基本的に膠原病内科に紹介しています。

2025.03.04 カテゴリー|その他の治療について

まずこちらの内科医先生のツイートを読んでください。

Dr☕️🛀🫧 @Drfm11

関節リウマチは整形外科じゃなくて、膠原病内科医に診てもらった方が良いと個人的には思う。

関節リウマチは全身の疾患だから、整形外科というよりは内科だよ。

 

私もこの意見に賛成です。

私はリウマチの患者さんを見つけたら、膠原病内科の先生にすぐ紹介します。

関節リウマチは整形外科医が片手間に治療できるほど、簡単な病気じゃないです。

30年前までは、リウマチは治せない病気だったし、ステロイドを使うか、あまり効かないけど副作用もあまりない抗リウマチ薬を飲ませるくらいしか出来なかったから、整形外科医でもなんとか治療できてました。

しかし、20年前に生物学製剤が出現してから、リウマチは治せる病気になりました。

生物学製剤は効果が高い(値段もすごく高い)反面、副作用も強く、肺や腎臓や肝臓の評価も出来る内科医でないと扱うのが難しい薬です。

膠原病内科医と同じくらい、リウマチや生物学製剤や内科疾患について勉強してる整形外科医なら扱ってもよいと思いますが、私には無理です。

というか、体育会系が多い整形外科医が、優等生が多い膠原病内科医と同じくらいの勉強ができるわけないです。

私のリウマチの患者さんとの関わり方としては、薬物療法は膠原病内科医にまかせて、痛みのコントロールのために関節内ブロックやトリガーポイント注射をしてあげること、症状によって人工関節置換術を奨めてあげることかなと思っています。

 

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ