2013.9.30 カテゴリー|トリガーポイント注射
上の写真は肩こりを主訴に来院した方の頸椎を横から撮ったのレントゲンです。
本来、頸椎は横から見ると前方に緩やかなカーブを描きますが、この方の頸椎はまっすぐになっています。
このようにまっすぐになっている頸椎をストレートネックといいます。
「ストレートネックが肩こりの原因です。」と説明する整形外科医がたまにいますが、この説明は完全に原因と結果を取り違えています。
首がまっすぐになっているから肩がこるのではなく、肩や首の筋肉がこって硬くなっているから首がまっすぐになっているのです。
頸椎は7つの骨で構成されており、それぞれの骨の間に関節があります。関節がたくさんあるので、ちょうど洗濯機のホースの様に柔軟に動きます。
その柔軟な頸椎を支えているのがその周囲にある筋肉です。
筋肉が正常でバランスがとれていれば、頸椎は前方に緩やかなカーブを描きます。
しかし、筋肉が硬く緊張していると、それに伴って頸椎はまっすぐになってしまいます。
肩こりが治れば、ストレートネックも元に戻るはずです。
肩こりの治療はトリガーポイント注射がとても有効です。
加圧トレーニングもけっこう効きますよ。
2013.9.26 カテゴリー|骨折・捻挫の治療
私はアキレス腱断裂には手術が必要ないと考えています。
手術をしなくても6週間ほどギプスを巻けば、きれいにくっつきます。
13年前くらいから、アキレス腱断裂は全例、手術しない方法(保存療法)で治療していますが、再断裂した症例は今のところ1例もありません。
また一般的には手術が絶対に必要と考えられている陳旧性アキレス腱断裂もギプスだけで治した経験が2例あります。
手術をすれば、ギプスなどの外固定をする期間が多少短くなりますが、スポーツ復帰までの期間はほとんど変わりません。
また手術後は、足関節の動きが硬くなるためリハビリが必要ですが、保存療法ならリハビリはほとんど必要ありません。
保存療法なら入院の必要もなく、ギプスを巻いたままでできる仕事なら、その日から職場復帰できます。
なにより手術をすると、手術部に創感染をおこす危険性があります。
アキレス腱部は皮膚の血流が悪いため、創離解や創感染が起きやすいのです。
もし、自分がアキレス腱断裂を起こしても絶対手術しません。
自分でギプスを巻いて、そのまま仕事を続けるでしょう。
アキレス腱断裂
http://www.joa.or.jp/jp/public/sick/condition/achilles_tendon_rupture.html
2013.9.26 カテゴリー|その他の治療について
ネット上にとても参考になる記事を見ました。
医者にもかからず薬も飲まずに風邪を早く治す方法について紹介されています。
ちょっと長い記事なので、内容を抜粋します。
①風邪感染経路は低温、乾燥の鼻腔からで、経口ではない。
②風邪ウイルスの培養は20年近く失敗を続けていたが、培養温度を体温の38℃から33℃に下げることで成功(1963年)。現在、ワクチン培養は34℃前後で行う。したがって鼻腔粘膜の温度を35度以上に保てば感染阻止は可能。
③鼻腔、喉頭の効果的な局所加温ができれば短期間でウイルス殲滅が可能。
④ウイルスは条件が良ければ数時間で100~1000倍のペースで増殖をするので早期、短期決戦がポイント。
⑤ウイルスや細菌類は一定数に達するまでは行動を起こさない。
ということであれば、どうやれば鼻腔と喉頭部の温度を長時間(10~20時間)加温できるかを考えればよいことになる。
正解は、風邪かと思ったら直ちにマスク(安物のガーゼのマスクの方が呼吸が楽)を着用し、さらに頸の前後に使い捨てカイロを1~3個セットし喉を加温し鼻腔を35度以上に保つというすこぶるシンプルな方法である。
ウイルスは短時間には除去できないので、1~2日は就寝、仕事中にも着用すれば手遅れの風邪でも効果があり、勤務中でも実行可能、というのがよい。
風邪は鼻腔、喉頭部主体の疾患であるからこの部分の集中加温のみで充分なのに、それを身体防衛機能に任せると全身発熱、発汗にならざるを得ず、脳機能障害の危険のほかに全身昇温にエネルギーを浪費し、体力回復に長時間を要するという悪循環となる。
“風邪を引いたようだから明日病院へ行こう”ではウイルスの増殖に時間的な余裕を与えるだけで、医者の診断を仰ぐためにわざわざ全身症状にするという愚行である
すごく科学的で、かつ簡単な方法ですね。
まず、自分で試してみたいな。
でも、加圧トレーニングや糖質制限で免疫力が上がっているから、最近あまり風邪ひかないんだよな。
2013.9.25 カテゴリー|その他
2か月くらい前に、高校時代からの親友の大和田秀樹先生(漫画家)に
「一緒にゴルフを始めよう!」
と誘われて、ゴルフを始めました。
それで、さる9月23日に開催された笠間医師会薬剤師会合同ゴルフコンペでコースデビューしてきました。
すごく楽しかったです。
スコアも68-63-131で、自分の予想よりずっと良かったし、パーも1回とれて、超うれしかったです。
運動神経が鈍いという理由で、かたくなにゴルフを始めることを拒んでいたのですが、ゴルフには運動神経はあまり関係ないという話は嘘じゃなかったんだなぁと実感しました。
またコースに行きたいなぁ。
誰か誘ってくれないかなぁ。
関連ブログ
苦手
2013.9.25 カテゴリー|糖質制限
ダイエットが順調に進んでいます。
最高で40%以上あった体脂肪率がついに20%以下になりました。
男性の平均的な体脂肪率が15~20%なので、もう誰にもデブとは言わせません!
糖質制限やEPAなどの食事療法だけでなく、7年前からやっている加圧トレーニングや、2か月前から始めたゴルフをダイエットの役に立っています。
ダイエットには運動も必要です。
ダイエットには、ウォーキングなどの有酸素運動より、加圧トレーニングやゴルフなどの速筋を鍛える運動のほうが有効です。
関連ブログ
糖質制限+EPAでダイエット効果アップ
https://nishibori-seikei.com/blog/2013/08/epa.html
「ウォーキングはダイエットにいい」は迷信