2016.3.02 カテゴリー|湿潤療法
小さい女の子がやけどしてしまった場合、お母さんは創が残ることをものすごく心配します。
子供にやけどをさせてしまった自責の念も相まって、精神的に不安定になってしまうお母さんもいます。
そんなときに私は、こんな説明をしていました。
「大丈夫、多少創が残っても、それに対する治療も出来るので、心配ありません。大きくなって、AKBに入るころにはよく見なければわからないくらいの創になっている可能性が高いです。○○ちゃん、AKBに入りたい?」
「う~ん、お花屋さんになりたい」
「お花屋さんになるなら、もっと大丈夫だね。お母さんが必要以上に心配していると、子供の心によけいな創を残しちゃうから、そんなに心配しないでください」
しかしこの説明だけでは、お母さんの不安や自責の念が消えませんよね。
もっと、うまく説明する方法はないものかと考えておりましたら、
今朝の夏井先生のウェブサイトに、こんなときに夏井先生がする説明が載っていました。
http://www.wound-treatment.jp/new.htm#0302-8
そうそう、これです。
こういうことをお母さんに伝えたかったのです。
さすが夏井先生だなぁ。