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プロレスラーは40年前から湿潤療法を知っていた!

2016.6.17 カテゴリー|湿潤療法

 私が小学生のころはプロレスの全盛期でした。

 当時、プロレス中継を見ていて、試合中にあんなに血を流しているのに、翌週の試合では創が完全に治っているのが不思議でしょうがなかった。

 だから血糊を使っているんだろうと疑っていました。

 

 しかし、その頃アントニオ猪木選手の奧さんだった倍賞美津子さんがラジオでこんなことをお話ししていました。

 「プロレスラーは切り傷や擦り傷に、ゆで卵の薄皮を貼り付ける。そうすると自然とすぐに創がくっついて治ってしまう。」

 

 当時は、ピンと来ませんでしたが、これって湿潤療法だよね。

 おそらく薄皮をとったゆで卵はそのまま食べたのでしょうから、タンパク質も補充できるし、もちろんプロテインも飲んでいたでしょう。

 そりゃ一般人の常識より早く創が治って当然ですよね。

 血糊を使っているとか疑ってごめんなさい。

  

 夏井睦先生が湿潤療法を紹介するウェブサイトを立ち上げたのは15年前です。

 それよりもずっと前に、常に怪我と隣り合わせのプロレスラーは、早く創を治す必要性から、湿潤療法にたどり着いていたのですね。

 

 

 

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