2017.9.12 カテゴリー|トリガーポイント注射
はり治療が原因か=右肩痛の沢村、巨人が謝罪-プロ野球
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017091000275&g=bsb
病院で検査した結果、複数の医師から長胸(ちょうきょう)神経まひと診断され、「はり治療により前鋸(ぜんきょ)筋機能障害を起こした可能性が考えられる」との所見を受けたという。
私、テレビでスポーツ観戦するのは好きなほうですが、最近は女子ゴルフばかり見ていて、プロ野球はほとんど見ません。でもさすがに澤村投手ぐらい知ってます。侍ジャパンにも選ばれている日本を代表するピッチャーですよね。
この澤村投手が、鍼治療が原因で長胸神経麻痺になったと診断されたみたいなのですが・・・・本当かな?
私は毎日トリガーポイント注射を打ちまくっていますので、稀に針先が神経にさわっちゃうことがあります。
針先が神経にさわると、神経の走行に沿って電気が走るようなしびれが出ます。
神経にさわった瞬間に針を抜けば、麻痺が出ることはほとんどありません。
稀に麻痺が出ることがありますが、それは針がさわったからではなく、神経に局所麻酔をかけちゃったからです。
だから麻痺が出ても、局所麻酔の効果が切れればすぐに麻痺は回復します。
鍼治療では、私が使っている注射針(27G)よりさらに細い鍼を使っています。
そんな細い鍼で神経にちょっとさわったくらいで、半年以上も続く麻痺が出るとはちょっと考えにくいなぁ。
そうじゃなくて、投球時に繰り返し神経が牽引されて麻痺が出たと考えたほうが自然な気がします。
だとすると、安静で麻痺が回復しても同じ投げ方をしていたらまたすぐに再発しちゃうんじゃないかな。
大丈夫かねぇ。