2018.8.21 カテゴリー|トリガーポイント注射
胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)は、腕神経叢と鎖骨下動脈、鎖骨下静脈が胸郭出口付近で頚肋、鎖骨、第一肋骨などや前斜角筋、中斜角筋、小胸筋などに圧迫・牽引されることで起きる症状の総称である。(ウィキペディアより)
要するに、肩の辺りで、鎖骨や筋肉が神経や血管を圧迫または牽引して、腕から手のしびれや浮腫などが出る病気です。
でも私は、こんな胸郭出口症候群なんてないと思っています。だって、鎖骨にしろ筋肉にしろ自分で動かせます。もし骨や筋肉が神経や血管を圧迫(または牽引)して、しびれや痛みが出たら自分で動かしてそれを解除するはずです。普通そうするでしょ。いつまでもしびれや痛みがあるかっこう続ける人いないでしょ。
他院で胸郭出口症候群と診断された患者さんがたまに来ますが、みんな棘下筋など肩甲骨周辺の筋肉の筋筋膜性疼痛症候群でした。トリガーポイント注射で良くなりました。
胸郭出口症候群なんてないよ。