2019.5.17 カテゴリー|トリガーポイント注射
40代の男性
16歳の頃から何度もぎっくり腰になっているそうです。
1年くらい前から右殿部痛があり、近くの病院で腰椎椎間板ヘルニアと診断され、リリカとロキソニンが処方され、物理療法を受けていましたが症状は改善しませんでした。
「良くならないから、手術をしたほうがいい」と勧められて、当院に逃げてきました。
右殿部にトリガーポイントを認めました。
「筋肉に出来たしこりが痛みの原因です。しこりをほぐす注射を打てば良くなります。ヘルニアは痛みと関係ないので手術は絶対にうけてはダメです。リリカとロキソニンは効いてないので、ロキソニンは中止して、リリカは減量して、サインバルタを飲みましょう。」
と説明してトリガーポイント注射を打ちました。
薬を2週間分出して、2週間後に再診するように説明しましたが来院しませんでした。
1ヶ月後に再診しました。
「調子が良くなったから、薬はいらない。注射だけして欲しい。」
と言われたので、注射だけ打ちました。
有害無益な手術を受ける前に逃げてきて良かったね。