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トリガーポイント注射したあと、痛い場所が変わることは注射がよく効いている証拠です

2015.5.27 カテゴリー|トリガーポイント注射

慢性疼痛をトリガーポイント注射で治療していると、痛い場所が変わってくることがよくあります。

たとえば、腰の左側の痛みでで通院中の患者さんが、腰の右側が痛くなってきたりします。

患者さんは新しい痛みが出てきたと不安になりますが、痛みの場所が変わるのは注射がよく効いている証拠なのです。

慢性疼痛患者さんは体のあちこちに痛みがあります。しかし、脳はすべての痛みを認識するわけではなく、特にひどい痛みだけを認識して、弱い痛みは認識しません。その結果、弱い痛みは強い痛みに隠れてしまいます。

トリガーポイント注射でひどい痛みがよくなってくると、今まで隠れていた弱い痛みを感じるようになるのです。

痛い場所が変わってくることは良くなってきてる証拠です。このまま治療を続ければもっともっと良くなりますから安心してください。

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