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院長BLOG

運動音痴でもあきらめないで

2017.6.30 カテゴリー|その他

 私は小さいころから、それはもうひどい運動音痴で、そのことがずっとコンプレックスでした。

 かけっこはいつもビリ、スポーツテストはいつも級外、野球をやってもサッカーをやっても下手くそ。

 保険体育の成績はいつも5段階評価で2でした。

 それでもスポーツは好きなので、中学では卓球を、大学では野球をやりました。

 でも全然うまくなりませんでした。

 

 運動能力にもいろいろあると思うんです。

 スピード、パワー、スタミナ、テクニック、柔軟性、瞬発力、反射神経、動体視力、空間把握能力、リズム感などなど。

 判断力、闘争心、勇気、根性などの精神的な要素もありますね。

 

 野球とかサッカーなどの球技は、これらの能力がバランス良く備わっていないと上手になりません。

 だからプロ野球の選手なんかはどんなスポーツをさせても上手です。

 

 でも、全部が備わって無くてもいいスポーツもあります。

 例えば、女子スキージャンプの世界チャンピオン高梨沙羅選手は、球技はまるっきりダメで、体育の成績もあまり良くないそうです。

 格闘技や体操や水泳の一流選手にも球技が苦手な人が多いようです。

 

 私はほとんどの運動能力で劣っていますが、特に反射神経、動体視力、空間把握能力、スピードがひどいです。

 でも、ゴルフにはこれらの能力は全然必要ないんですよね。

 だから、割とすぐ上達したし、それがわかると面白くて一生懸命練習するし、自分でもびっくりです。

 

 子供のころの自分を含めて運動音痴で悩んでいる子供たちに伝えたい。

 体育が苦手だからって、すべてのスポーツが苦手なわけじゃないんだよ。

 あと、人の成長速度は同じじゃないから、今はできなくても大きくなったらパワーやスタミナがついてできるようになるかもしれないよ。

 だから、最初からあきらめないで、いろいろなスポーツに挑戦してみるといいよ。

 君にあったスポーツが必ず見つかるよ。

 

 最後に一番大事なこと、大人になってスポーツをするにはお金がかかるよ。

 お金が稼げる大人になるために一生懸命勉強したほうがいいよ。

日曜日の外来が混みすぎて過労死しそうです

2017.6.26 カテゴリー|その他

 昨日の日曜日、100人を超える患者さんが来院されました。

 患者さんがたくさん来てくれることはうれしいことなのですが、当院の医師は私1人なので、私1人で対応できる限界を完全に超えています。

 当院には、他の整形外科医院と違い「リハビリ(温熱療法)だけ」という患者さんはほとんどいません。

 100人の患者さんが来れば基本的に100人全員、私自身が診察をします。

 よく病院の診療を揶揄する言葉として3分診療というのがあります。

 1人の患者さんを3分で診るとすると、100人診るには300分かかります。

 新患は再来の患者さんの倍以上の時間がかかります。

 昨日は新患が26人きたのでさらに3×26=78分かかります。

 合計で376分、時間にすると6時間16分です。

 7時45分に診療を開始した場合、14時1分に診療が終わる計算になります。

 私は他の医師に比べて診療が早いので実際は12時30分に診察が終わりました。

 新患も含めて全員3分以内で診察を終えている計算になります。

 短い時間で診察と診断と治療を行って、かつ患者さんを満足させるには、ものすごい集中力がいります。

 大人の集中力の持続時間は45~50分と言われています。

 本来なら50分おきに10分程度の休憩を入れるべきなのですが、待合室の椅子に座りきれないほどの患者さんが待っている状況では、とても休憩など取れません。

 途中からは脳みそがオーバーヒートして爆発しそうでした。

 精神的にもだんだんイライラしてくるので、患者さんに優しくすることがきつくなってきます。

 このような状況が続くと、私自身が過労死してしまうかもしれません。

 そんなわけで、昨日は新患の受付を10時半頃で終了させていただきました。

 これをしなかったら、さらに10人以上の患者さんを診ることになったので、昨日の時点で過労死していたかもしれません。

 

 日曜日のが外来は、日曜日しか通院できない人、土曜日に怪我をしたり急に具合が悪くなったりして月曜日まで待てない緊急性が高い人が対象です。

 平日でも通える人は、日曜日に受診しないでください。

 経過が長い新患の患者さんも日曜日に受診しないでください。

 ゆっくり話を聞く時間的余裕も精神的余裕もないからです。

 このまま患者さんが無制限に増えてしまった場合、過労死しないために日曜外来を止めざるを得ません。

 ご協力をよろしくお願いします。

人生初のイーグルを達成しました。

2017.6.12 カテゴリー|その他

 ゴルフに嵌まって3年と9ヶ月。

 ついにイーグルを達成しました。

 ドライバーがそれほど飛ぶほうじゃないので、今までパー5でツーオンしたこともありませんでした。

 今月10日に高校時代の友達と、ザ・インペリアルゴルフ倶楽部でラウンドしてきたときのことです。

 西コース8番のロングホール(パー5)

 ピンまでの距離は約450ヤードでした。

911_8.png

 ドライバーは割とうまく打てて210ヤード

 フェアウェイの左端にボールが止まりました。

 ピンまで残り240ヤード

 スプーンの飛距離は200ヤードくらいなので、普段は届きませんが、軽いフォローがふいていたので、念のため前の組がグリーンから上がるのを待ちました。

 ボールの後ろに立ってグリーン方向を眺めると、グリーンを囲むようにバンカーが見えましたが、私は「岩間の青木」を自称しているくらいバンカーショットだけは得意なので、バンカーを狙ってアドレスをとりました。

 届くはずがないので軽く叩いたボールはフォローの風に乗りバンカー方向に飛んでいきました。

 軽く右にフェードしたボールは花道を転がってグリーンに乗ったように見えました。

 「人生初の(パー5)のツーオンじゃね」

 と喜んでカートに乗ってグリーンに近づくと、ボールはグリーン上のカップから約1メートルのところに止まっていました。

 しかも軽い上りのストレートライン。

 練習だったら10回のうち9回は確実に入るラインです。

 でも本番では、引っかけてちょいちょい外しているラインです。

 頭を動かさないように慎重にパッティングすると、ボールはまっすぐ転がってカップの真ん中にカップインしました。

 人生初のイーグル達成の瞬間です。

 ばんざい。

 ゴルフって本当に楽しい。

 以上、私以外は誰も面白くないただの自慢話でした。

 おつきあいいただきありがとうございました。

 

天気が悪くなる前に痛くなるのもトリガーポイントのせいだよ

2017.6.06 カテゴリー|トリガーポイント注射

 肩こりとか腰痛とか膝痛などの慢性痛の患者さんは、天気が悪くなる前に痛くなるとよく言います。

 天気が悪くなる前に痛くなるのもトリガーポイントのせいです。

 気圧が下がったり、気温が下がったりするとトリガーポイントの血の巡りが悪くなるため、痛くなるのです。

 冷房のせいで痛くなるのも同じ理由です。

 

 関節の変形や、神経の圧迫などの構造異常は気圧や気温の影響を受けません。

 なので構造異常が慢性痛の原因だとする理論では、天気が悪くなると痛くなることに対する説明ができません。

 

 慢性痛の原因はトリガーポイントなのです。

タバハラをなくそう!

2017.6.05 カテゴリー|その他

 タバコハラスメント、略してタバハラ

 ネットで拾ってきた言葉ですが、受動喫煙防止なんかより非喫煙者がおかれている状況をうまく表していると思います。

 タバコハラスメントとは、立場が上の人間が立場が下の人間に対して、本人の意志に反して、タバコの煙を吸わせたり、臭いをかがせたりして不快な思いをさせることです。

 親が子供の前で、上司が部下の横で、客が店員の側で、タバコを吸って煙を吸わせることは、全部タバハラです。

 

 受動喫煙防止なんて、やさしい言葉では、喫煙者は罪の意識もなく「じゃあ、喫煙者に近づかなきゃいいじゃん」なんて言っちゃうのです。

 タバハラなら、「あなたがやっている行為(喫煙)は、セクハラやパワハラと同じ嫌がらせですよ。」と喫煙者に伝わると思います。

 

 自民党のニコチン議員のせいで、受動喫煙防止法案が骨抜きになりそうです。

 自民党には期待できません。民進党にはもっと期待できません。

 みんなでタバハラという言葉を広げて、喫煙者のマナー向上を促したほうがよほど早いと思います。

 タバハラという言葉の拡散にご協力お願いいたします。

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